「ピアニストは八百屋さん?」!?

昨日、ご紹介致しましたジェルメーヌ・タイユフェールのCDは、こちらがおすすめです。

フランスの花々~花岡千春 タイユフェールを弾く

花岡千春先生は、私の敬愛する恩師の芸大時代の同門のご友人でもあり、現在、国立音大の副学長でいらっしゃいます。

恩師からよくお話しを伺っていたので、リサイタルにも何度か行かせて頂いたのですが、演奏も、コンセプトも、そして、ご自身で書かれていらっしゃるプログラムノートが最高に素晴らしいのです!

ソリストから寄せられる信頼の厚い伴奏をなさっている事も、良く知られておりますが、特に、日本歌曲や童謡・唱歌の伴奏をなさったCDは、その叙情的な音色に深く感服し、目指す演奏の鏡と仰がせて頂いております。

ここで勝手にご紹介させて頂くのも恐縮してしまう程ですが、ご著書「ピアノを弾くということ。ーピアニストは八百屋さん?」では、「ピアノを弾くことは、特別なことではない」、他の職業と同じなんだと言った、意識改革を促して下さる真摯なお人柄の伝わる書籍です。

こうした素晴らしいピアニストが、そう仰ることに、深く感銘を受けると共に、あのなんとも言えず人々を魅了する音楽性は、そこから来るのかしらと、ふと思ったり致しました。

ピアノ講師としての私の一日は、ピアノを拭く事から始まります。

生徒さんを待ちながら、掃除に励むひとときに、よく、ハタキ掛けをしている果物屋さんを思い出しては、「八百屋さんnote.gif」と心でつぶやきニンマリしたりしていますhappy01.gif

焼き餃子と水餃子〜今日の食卓より


焼き餃子は、フライパンにくっついてしまうと、数的に少なくなってしまうのがショックですがsmile.gif、割ときれいに焼けましたdelicious.gifshine.gif

水餃子は、石垣島のラー油と共に!

これは、おまけ。どこにでもあるトウモロコシ。

数少ない女性の作曲家〜タイユフェール

女性の作曲家というと、みなさんは、誰を思い浮かべるでしょうか。

「乙女の祈り」の作曲家、ポーランド生まれのバダルジェフスカ…23歳〜27歳で没(2つの説あり)。18歳の時の作品。代表作は、主にこの曲だけで、華やかで装飾的であるが、意外に単純な和声で出来ている。

ファニー・メンデルスゾーン…メンデルスゾーンのお姉さん。

クララ・シューマン…シューマンの妻。ピアニストとして一流であり、作曲の方は、作品があるといった感じ。。
、など少ないのです。

ここでは、両大戦間に、フランスで活躍した6人組の紅一点、ジェルメーヌ・タイユフェールをご紹介します。

おすすめは、「フランスの花々」という、組曲です。

難易度は、楽譜的にかなりシンプルですが、果たしてきちんと演奏となると、捉えどころが難しい…日本人的ではない感性の曲です。

ひとつひとつの曲に、南仏の地名と花の名前が付けられています。

プロヴァンスのジャスミン、アンジューの薔薇、ラングドックの向日葵、ルーションのカモミール、プロヴァンス高地のラヴェンダー、ベアルンの朝顔、など、 

題名を読んでいるだけで、香ってくるかの様ですね! 

タイユフェールは、脚本家のジャン・コクトーに、「耳のマリー・ローランサン」と言わしめたそうです。 

2つの大戦間の頃なので、この時代の作品には、あまり華美なものは少なく、むしろ、響きに簡素な美(わび、さびのようなもの…)を感じます。

狂乱の20年代」の独特の空気を伺い知ることが出来ます。

次の、「音楽史の旅」は、フランス6人組にしようかなと考えています☆
ブラームスにしようと思っていましたが、暑そうなので…(^^:)

エディションあれこれ

先日、大人の生徒さん(趣味の上級者の方)に、楽譜の版についてご質問がありましたので、ちょっと触れてみます。

(生徒さんに、そんなに楽譜には拘らない事を前提に、輸入版についてご参考までにお答えします)

その方の場合は、ショパンとドビュッシーについてでしたが、他に、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェンの場合も書きます。

後の3人の作曲家(主にドイツ系)については、私は、ヘンレ版をお勧めします。(ウイーン原典版は、指使いが、私は弾きにくく感じます。)

ショパンについては、以前は、パデレフスキ版(ポーランドの初代首相でピアニスト!)が良かったと思いますが、ポーランド国家評議会が、ショパン生誕150年の頃、記念国家事業として編集を託したエキエル版も良い様です。

コルトー版という、ピアニストのコルトーが、詩的に解説している版も、ロマン派の作曲家の曲の場合は、個人的には好きですが、曲が(解釈の文が混ざっていて)中断されるような感じになってしまうので、やっぱり、パデレフスキ版が使いやすいのではないでしょうか。

ドビュッシーは、デュラン版というのもありますが、輸入版でなくとも、安川加壽子先生の校訂の音楽の友社から出ている白い表紙ものが、わかりやすくて好きです。他に、中井正子さんの校訂のものも良さそうです。

ベートーヴェンは、シュナーベル版でテンポを見たり、他の作曲家でも、比較しようとすればキリが無いですが、あえて、原典版(ヘンレ版)で充分でなのではないでしょうか。

輸入版は、少し値が張りますので、国内の出版社のものでもいいのですが、バッハなどは、指使いが弾きづらいものもありますね。

楽譜にもお国柄があって、それを感じるのも面白いですね。(ヘンレ版の紙質は素晴らしいですし、印刷も綺麗。フランスのアメル社やルモワンヌ社のは、表紙の柄や色が素敵です。)


楽譜 — 5:43 PM  Comments (0)

ラングドック地方の魅惑

先日、生徒さんのお母様のワイン教室で、フランス南西部のラングドック・ルーション地方の赤ワインwine.gifを、テオダ・ド・セヴラックの音楽とつくづく共通点があるなと思いながら、戴きました。

セヴラックといえば、「ラングドック地方にて」など、そのものずばりの曲目を作っています。(弾きやすいのは、「休暇の日々 第一集」などでしょうか。)

その共通点とは、「大地の香り」。

土臭さです。。

燦々と強い太陽が照りつける、フランスとスペインとの国境近く…ピレネーの麓で、石灰の岩肌をむき出しにした荒々しい風景を想像します。

洗練とはまた趣の違った、南仏の自然を、フランス音楽で味わいたい方には、お勧めの作曲家です。


    ワインの先生の3品

変えたかったblogタイトル

このサイトを立ち上げる時に、多分に「当座」という感じで、名前を付けていただいていた、

「Perle(ペルル)ピアノ教室のBlog」というタイトルsweat01.gif

サイトオープン後pc.gif、半年くらい経って、やっと、『あれっ、みんなはお洒落なタイトル付けてるんだ〜coldsweats01.gif』と、焦りました。。(笑)

冬頃にblog名を変えようとして、苦肉の策で思い立ったのが、「アマルフィの風happy02.gif

何気に、アマルフィで検索して来られる方も多いのと、サイトのイメージの情景がそうだからだったんですが、

「旅行記じゃあるまいし…」

という身近な意見に耳を傾け、『いいよ、じゃあ、それは演奏会のタイトルにするから(いつの??)』と、すごすごと引き下がり、今でもこのブログ名です。

ネーミングは変えない方がいいらしいので、きっと当分このままでしょうsmile.gif

最初に、きちんと考えなくてはいけませんね!

日々のこと — 11:55 PM  Comments (0)

おそるべし、リトミック月例会

今日、リトミックの月例会がありました。
実は、今回はお休みしたい程、日々の疲れが出ていました。

月一のこの会で、新しいリトミックネタを仕入れたい気持ちはあったし、幼い生徒さんも、首を長くしている様でしたので、なんとか重い腰を上げたのは、10:00過ぎ。

そう、遅刻してしまったんですよね。
行ったらば、「遅刻すると、出席扱いにならないんですよ」と言われ、さあーっと青ざめました。

一瞬、ならば帰りたい気持ちにもなったけれど、気を取り直し、終わりまで受講しました。
2月に試験を受ける為には、今日の分は、今後他の方法で補わなければならないらしいのです。

〜〜

今は、この夏、せっかく行ける恩師のレッスンの準備をしたいので、頭を自分軸に切り替えるのに、結構苦戦しています。

つぼにはまった記事

ムジカノーヴァにエッセイをご連載中の「鍵盤迷走」の、かじはら かおる先生が、昨日書かれていたブログ記事、とっても含蓄があり、共感のつぼにはまってしまいましたので、ご紹介させて頂きますね!

こちらです。

「全国のピアノ教師のみなさん!」kabocha518.exblog.jp/11590515/ 

(レッスン開始で急いでいて、簡単なご紹介文で失礼しましたsweat01.gif

Tちゃんの朗報

結果が出る前に、昼間にブログで、コンクールの話を書いた後のことです。

レッスン室の外に、Tちゃん(4年生)とお母様の姿が。

『あれっ、お電話でのご報告のはず…わざわざ、講評memo.gifを見せにいらして下さったのかな?icon_rolleyes.gif』など思いきや、手には、賞状がicon_eek.gif

ええっsign03.gifあらっsign03.gifやった〜。

Tちゃん、良かったね〜heart04.gifはじめてのコンクールでよくやったよ。

しかも高得点。

小躍りして喜んでしまいましたhappy01.gifその時、レッスン中だった中学生も一緒に。

結果発表には、お仕事を抜けて、お父さまも来て下さったとか、お祖母ちゃまがぽろぽろして喜んでいらしたとのエピソードも伺って、微笑ましい限りです。

お母さまは、小さい頃からほんとうに熱心です。

はにかみやさんだったTちゃんは、また一歩、階段を上りました。

生徒さんのピアノの一番のファンでいてほしい方は…

燃え盛る炎の様な炎天下の中、先程、生徒さんのコンクールから帰って来ました。

コンクール自体は、2日間続きますが、結果が出る前にsmile.gifブログを書きます。

今年初めて挑戦しているTちゃん。

頑張ってくれて「ありがとう」という気持ちに、私はなりました。

親御さんから、コンクールを受けてみたいとの希望があり、その後、今期の進歩はめざましかったです。

誰もあまり選ばないあの難易度の高い曲を、本当に良くがんばったね!

やった分だけ、それは、貴女に返って来ます。

コンクールというものは、何度も受けて、ひとつひとつ積み重ねていくという事もあるからね。

会場には、ご家族皆さんでいらしていました。

子供さんの演奏の、一番のファンは、誰しも、いつも見守ってくれている、お母様であり、お父様でしょう。(勿論、私も、生徒さんみんなの演奏のファン!親ばかでなくて、先生ばか?)

親御さんの関心が、そのまま、なによりの支えになるものです。

私も、自分のピアノを、真っ先にいつも喜んでくれるのは、母なんですね。

幼い頃から、ピアノの練習の大変さを見て来ているのは、やはり家族です。

今でも、重要な時は、必ず聴いて欲しいと思ってしまいます。