2010年7月30日
「ピアニストは八百屋さん?」!?

昨日、ご紹介致しましたジェルメーヌ・タイユフェールのCDは、こちらがおすすめです。
フランスの花々~花岡千春 タイユフェールを弾く

花岡千春先生は、私の敬愛する恩師の芸大時代の同門のご友人でもあり、現在、国立音大の副学長でいらっしゃいます。
恩師からよくお話しを伺っていたので、リサイタルにも何度か行かせて頂いたのですが、演奏も、コンセプトも、そして、ご自身で書かれていらっしゃるプログラムノートが最高に素晴らしいのです!
ソリストから寄せられる信頼の厚い伴奏をなさっている事も、良く知られておりますが、特に、日本歌曲や童謡・唱歌の伴奏をなさったCDは、その叙情的な音色に深く感服し、目指す演奏の鏡と仰がせて頂いております。
ここで勝手にご紹介させて頂くのも恐縮してしまう程ですが、ご著書「ピアノを弾くということ。ーピアニストは八百屋さん?」では、「ピアノを弾くことは、特別なことではない」、他の職業と同じなんだと言った、意識改革を促して下さる真摯なお人柄の伝わる書籍です。
こうした素晴らしいピアニストが、そう仰ることに、深く感銘を受けると共に、あのなんとも言えず人々を魅了する音楽性は、そこから来るのかしらと、ふと思ったり致しました。
ピアノ講師としての私の一日は、ピアノを拭く事から始まります。
生徒さんを待ちながら、掃除に励むひとときに、よく、ハタキ掛けをしている果物屋さんを思い出しては、「八百屋さん
」と心でつぶやきニンマリしたりしています



