セミナー後の効果と「ちいさなおんがくかい」楽譜紹介

所で、肝心な先日の轟先生のセミナー後のレッスンが、どう変わったかをお伝えしますhappy01.gif

その前に、轟千尋先生からご紹介のあった「ちいさな おんがくかい」の楽譜のご紹介を!作曲は、轟先生によるもので、1巻が「音の名前とリズム」、2巻は「大譜表とリズム」。

左ページに、初心者の出来る簡単なリズムが大きく書かれ、右ページには、お洒落で美しい、イマジネーションを喚起させる素敵な伴奏が付いていて、(子供の弾く音の高さは記載してあるので)すぐに一緒に弾いて楽しめるのです。

私の教室には、小さなお子さんが沢山いるので、購入後すぐに(まず1巻を)試してみましたsign01.gif

始めたばかりの生徒さんでも、楽しんで弾くことが出来ましたし、慣れて来た生徒さんでも、新たな響きの世界notes.gif、(譜読みが楽な訳ですから)豊かな色彩に聴き入って、一緒に楽しく合わせましたgemini.gif

曲に合った絵もとても綺麗で、この楽譜は、本当に気に入ってしまいましたheart04.gif
〜       

セミナー後、和音の事などを、「家族の図」を見せながら話すと、低学年でも解ってくれましたし、なにより、大きい子や、大人の生徒さんには、目覚ましく耳を開くきっかけとなった様です。

轟先生が、和音の響きを聴き入りear.gif探していらっしゃる時の「表情」には、特筆すべきものがありましたが、その様子を生徒さんに話すと、かなり関心を持ってくれて、ハーモニーの響きの違いを、感じ取ろうと耳を澄ます様な場面がみられました。

特に、バッハのインベンション10番のレッスンをしている時、ト長調の分散和音の変化、持続するトリルの中での和音の動きの変化などに、色彩やトーンの変化を感じ取ってくれた手応えがありました。

今週前半の生徒さん達にも、伝えて行きたいですnote.gif

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As durは、幸せ色の調性か

大人の生徒さんが、福山雅治の「家族になろうよ」を弾くことになりnotes.gif、先駆けて弾いてみた所、オリジナルは、As dur(変イ長調)で書かれていましたmemo.gif

ピアノ譜なので、歌詞はうろ覚えでしか知りませんが、この曲のハーモニーと、メロディーの流れは、優しく心地よくconfident.gif、As dur(アス ドゥア)という調性を選んだ意図が、良く分りますflair.gif

語りかける様なイントロの開始や、歌の開始、サビに向かって一旦上昇して下降するフレーズでは、私の持っている楽譜のアレンジでは、ダブルの音(重音)で弾くことになっているけれど、そこがまた素晴らしいと思います。何と言うか和声の響きが心に沁みる作りになっていますよね。間奏なども、何気ないコードの動きが、優しさを表現しているかの様です。

「曲のタイトルが直接的過ぎて、、coldsweats01.gif」と、ひねくれた事を生徒さんに話したら(笑)sweat01.gif、きょとんとしていましたがicon_rolleyes.gif、その時のご時世と、売れるタイトルというのは、やはり「ある」と言ったら、夢を壊してしまうでしょうかshock.gif…。

しかし、古今東西…、商業的な音楽もmusic.gif、芸術至上主義的なものもeyeglass.gif、どちらも、名曲は名曲heart04.gif。生き残る曲には、やはり人の心を捉える何かがあると思いますね。そう思える様になったのは、この年代になってからですがhappy01.gif…。

As durは幸せの調と書いたのは、他に、ショパンの「バラード3番」、前奏曲の17番などが、この調性で書かれていますね!調性には、色合いがあり、私にはAs durは、そう感じるのです。

若い頃、先生から、何故か勧められることの多かった「バラ3」。出だしのイメージで、そう決められたんだと思いますが、As durの調性には縁がありますnote.gif

テーマは、Boy Meets Girl的なwink.gif二人の対話で始まりgemini.gif、飛翔していきheart02.gif、幸せ色でピュアであるのにshine.gif、次第に水の精が誘惑して、最後は悪が勝ってしまうという、ミツケヴィッチの詩に元づいた曲。ショパンは、パリに出てから、こうしたポーランド出身の詩人や思想家と、親交を深め、祖国愛は絶え間なかったといいます。

作品番号47であるのに、ショパンの曲の本質である、「叶わぬ憧憬」とか、「過ぎ去った過去への甘美な想い」とかあまり感じられないこの曲。物語性が勝っているのでしょうか。

「前奏曲(プレリュード)17番も、じんわりとした想いが伝わってくる良い曲ですよね。(第二主題はホ長調ですが。)

ピアニストのコルトーは、24の前奏曲全てに、自分でタイトルを付けてしまいましたが、この17番は、確か「あなたを愛しますと、彼女は言った」pen.gifだったと記憶しています。コルトーは、文学的な嗜好のあるピアニストですねbook.gif

かなり話が飛びましたが、As durの調性は、私は好きです♪

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楽譜は買った方が良いけれど…

レッスンで使う楽譜は、皆さんお持ちですが、イベント用になるとxmas.gif、わざわざその一曲の為に購入とまではいかないこともありますね。

コ○ーは、本当はいけないのに、ブログに出すのもどうかと思いますがcoldsweats01.gif、お渡ししている譜面は、早めに(くしゃくしゃになる前に)、台紙かスケッチブック又は、スクラップブックに貼って下さいねsign01.gif

クリアファイルは、ライトに反射するので、ステージにはやめた方が無難です。

ただ…、「楽譜は文化です」(大村典子氏)の言葉もある位、本と同様、楽譜を持っていることによって受け取れるものって、ペラリという紙とは違います。

台紙の目的は、譜面台に立てた時にしっかりさせることですが、少しでも、練習を楽しくやって頂くためには、表紙を可愛くしたり(シールを貼ったりしていますよね。)する事が多いですね。後になって、記念になりますから。

使用教材でないものについても、「これは購入しておいた方が良いな、持っていたいな。」「何曲もここからやっているから、一冊持っておこう。」といった風に、「買い」だと思われるものは、どうぞ購入なさってみて下さい。

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ちなみに、小学生のクリスマス楽譜で、私のお勧めはこちらです。

可愛い小さい生徒さんが、お仲間に!〜後藤ミカ先生からのメッセージ

先日、3歳のお子さんの体験レッスンを致しました。
今月から、レッスンを始められる事になりましたnotes.gifhappy01.gif

利発な、音楽を楽しめる心を持ったお子さんです!

私の体験のメニューの中で、ルロイ・アンダーソンの「タイプライター」の音楽に合わせて、お母様と3人で輪を作り、ボールを廻しbasketball.gif、メトロノームの「チン♪」という音が聴こえたら、反対周りをするゲームが、とてもお気に入りだった様ですvirgo.gif

ボールは、このゲームにはちょっと小さい「アンパンマンボール」がお気に召した様ですwink.gif

これは、リトミックでいう即時反応を目的とするものです。とても機敏に、音に注意して聴く事が出来ており、「キャキャッhappy02.gif」と声を出して、楽しそうにやっていました!

ピアノの他にも、色んな事をしましたが、どの事にも、積極的に楽しんで取り組んでいた様子に、これから沢山吸収していって、音楽がもっともっと好きになって頂ける予感がしましたshine.gif

これから一緒にがんばろうねhappy01.gifribbon.gif

さてさて、、、先週、体験レッスンラッシュの為、ツイートが出来ない(*^^*)ことをつぶやいた折、「ブルグミュラーでお国めぐり」の著者、福岡の後藤ミカ先生をはじめとした他県の先生方が、一緒になって喜んで下さいました。

ミカ先生からのメッセージは、
 「 福島の子ども達がピアノ始めたいと思ってくれることが 、とっても嬉しい!」

3月の震災の折には、「桜が咲く頃には、レッスン再開できるよ」「避難…うちに来てもいいからね、本気だよ」と何度も励まして下さいました。日本でおそらく始めの頃に咲くであろう九州の、力強く咲くお庭の桜をcherryblossom.gif、私に見せようとブログでupして下さったりcrying.gif

本当に、あの時の、各地のお仲間先生達のお励ましには、思い出すだけで胸が熱くなります。

その後も、エアオフ会を開いて下さったりpc.gifbeer.gif、ユーチューブの西田敏行のジャンボ宝くじの歌で、福島人を元気付けようとして下さったり(ひそかに何度も再生しました!)、折々に応援して頂きまして、感謝の気持ちで一杯です。

勿論、沢山の先生達から、多くの応援を頂き、心から感謝致しております。
この記事では、ミカ先生のご紹介に留まらせて頂く事をお許し下さい。

ミカ先生の初セミナーが、10月に東京で開かれますのでご紹介を!

日時: 2011年10月11日(火)10:30~12:30

場所: スタジオ ヴィルトゥオージ
東京都新宿区百人町2-16-17 アバンティ21 B1

受講料: 2000円(ブルグミュラーでお国めぐりを持参)
当日受付にてお支払い

お申し込みは10月4日まで。ミカ先生のサイトからアドレスを通してのお申し込みとなります。

今後も益々のご活躍をお祈り致しております!

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世界のリズムを知ろう!

フラメンコのカスタネットは、硬質のカーンと鳴る響きがします。アルペジオの様な奏法でかき鳴らし、気分はもう、フラメンコicon_cool.gif


突然、書棚から出て来たこの楽譜を使って、最近の「おたのしみコーナー」で、世界のリズムをやっています。

ダンスのリズムが載っています。キャサリン・ロリン:「ダンス・スタイルピアノ曲集」。
パソ・ドブレ(スペイン)、サンバ(ブラジル)、チャチャチャ、ルンバ(キューバ)、ロック(米・英)、ハバネラ(地中海沿岸)・・・。
それは、まるで世界を旅して、ダンスを踊っているみたいhappy02.gif


地球儀で位置を把握し、さあ、飛行機でビューンと飛び立とう(つもり)airplane.gif

88_31_zz_petal_4

遠藤蓉子先生、セミナー

一年で、一番美しい季節です。暑い位の日が続いております。
10:30から地元のヤマハの、PTCの今年度最初の講座がありました。

延期になっていた、待ちに待った、遠藤蓉子先生のセミナーでしたnotes.gif

私は、以前からレッスンで、よいこのワークブックや、おんぷワークブックpencil.gifなど、ことワークに関しては、遠藤蓉子先生のものがお気に入りなので、絶対に生で、講座を受けたかったのです。

沢山の著作物の中、今回の講座では、「おんぷのおえかきワーク・ブック1」と、「よいこのリトミック」についてでしたnote.gif

3歳でも楽しめそうなワークと、はじめてリトミックに触れるのに使いやすい楽譜で、セミナーでも、一列ごとに前に出てやってみたら、身体をちょっと動かしただけでもとても楽しい気分になって来て、グループのみならず個人のレッスンでも使いやすそうな本だなと思いました。

ふわっとしたお話しぶりで、情熱的に、鍵盤の導入期においてのポイントをたくさん教えて頂きました!

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深見友紀子先生の新刊「子どものうた弾き歌い ベスト50 注釈付き」

お世話になっております、京都女子大学発達教育学部児童学科教授の深見友紀子先生が、4月下旬に、音楽の友社から、新刊楽譜を出版されましたnote.gif

子どものうた弾き歌いベスト50♦注釈付き♦

保育系や教員養成系のピアノ弾き歌いレッスン用のテキストとして、また試験対策や、実践で幅広く使れる、厳選50曲の楽譜ですmemo.gif

何と言っても、目に優しいで書かれた注釈がわかりやすい、楽譜が開きやすいbook.gif(A4  104頁)、難易度別になっているなど、手に取って♪弾いてみて大変馴染む優れた楽譜です(表紙もすごく可愛いheart01.gif

私としては、赤羽美希さんの編曲による、「Happy Birthday to You birthday.gif」が、とっても気に入ってしまいました!

生徒さんが「今日ね、お誕生日なの〜crown.gif」と、言った時、瞬時に弾いてあげたいと思うこの曲、なかなか素敵で弾きやすい編曲がなかったのです。

1月の発表会でゲスト出演下さった、赤羽さん編曲の5曲は、トトロやポニョ、アンパンマンなど子供達の大好きな曲が少し上級者アレンジになっており、とても重宝しそうで楽しみです。

「ありがとう こころをこめて」って、知らなかったのですが、良い曲ですねhappy01.gif

深見先生の前著「この一冊でわかる ピアノ実技と楽典」も凄く良いので、私はいつも保育系の生徒さんや小学校教員試験を受ける生徒さんに勧めておりますが、こちらの新刊は、実際にこれまでそうした方達がプリントで、レッスンに持って来られた曲が多く入っており、イメージのしやすい注釈が付いているとなればpencil.gif、鬼に金棒ですwink.gif

全ての開始音に、指番号が書かれている配慮、歌に入るタイミングに「さんハイ」が記入されておりicon_surprised.gif、歌い方や表情についてのアドバイスもflair.gif、随所に丁寧に書かれています。

「”お家に帰ったら家族に会える”というスキップしたくなるようなうれしい気持ちを歌いましょう」とか、「フェミニンにribbon.gif」なんて、わくわくする様な注釈ですね!「目元の表情を使ってeye.gif」などの、具体的な部位の使い方もあります。歌唱には声楽の先生が、ピアノも7名の先生で注釈をお付けになられたとかsign01.gifまさに、知恵の結集された宝の曲集notes.gif

保育系の方は一冊持っていた方が良い、素敵な楽譜のご誕生です

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「ブルグミュラーでお国めぐり」

色んな国を旅している女の子の可愛い絵の表紙、私の生徒さん達は、よく目にしてますよね!

ブルグミュラーの曲が原曲のまま弾けて、イタリアでカンツォーネを歌ったり、ブラジルでカーニバルをしたり、アルゼンチンでタンゴを踊ったりしちゃえます!

この楽譜の著者、後藤ミカ先生が、イマジネーション豊かにアレンジなさっています。

リンクを貼った先では、お父さんへのラブレターloveletter.gifという、ミカ先生の自作の素敵な歌が聴けます。(美声の主は、どなただと思います?)

その歌を作られたいきさつが、またステキなんですconfident.gif

今夜は、私の教室の方たちにも是非、読んで(聴いて)(弾いて)頂きたくて、ご紹介しました。

ブルグミュラーでお国めぐり」は、なんと、藤先生のピアノ教本マガジンで、2010年の年間人気教本ランキング、栄えある一位に輝きましたshine.gif

ミカ先生、おめでとうございますsign03.gifこれからも、ぞくぞくと、楽しい教本を作って下さいね!

新年の発表会では、この中から「素直にはずんでカーニバル」を連弾&リコーダー二重奏で演奏するチームがいますgemini.gifgemini.gif

ボサノバのリズムにのっていると、「素直な心」が生き返った様に、ウキウキしてきてしまいますね!

リコーダーの上のパートなんて、ほんとに高い、ラの音が出てくるんですが、ミカ先生曰く「高音は迷いを捨てて、高い音が出てほしいと念じる様に、気合いでflair.gif」が秘訣だそうです(笑)

ちなみに私、ラがなかなか出なくて、生徒さんに笑われましたcoldsweats01.gif

ふえって楽しいですよね。私も、ふえを初めて持った小3頃、下校中に聖子ちゃんとか吹きながら連なって帰りましたdash.gifその時は埼玉にいました。だんだんそれてきたのでこの辺でpaper.gif

24日のリハで、初お披露目ribbon.gif^^
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楽譜 — 12:06 AM  Comments (0)

数少ない女性の作曲家〜タイユフェール

女性の作曲家というと、みなさんは、誰を思い浮かべるでしょうか。

「乙女の祈り」の作曲家、ポーランド生まれのバダルジェフスカ…23歳〜27歳で没(2つの説あり)。18歳の時の作品。代表作は、主にこの曲だけで、華やかで装飾的であるが、意外に単純な和声で出来ている。

ファニー・メンデルスゾーン…メンデルスゾーンのお姉さん。

クララ・シューマン…シューマンの妻。ピアニストとして一流であり、作曲の方は、作品があるといった感じ。。
、など少ないのです。

ここでは、両大戦間に、フランスで活躍した6人組の紅一点、ジェルメーヌ・タイユフェールをご紹介します。

おすすめは、「フランスの花々」という、組曲です。

難易度は、楽譜的にかなりシンプルですが、果たしてきちんと演奏となると、捉えどころが難しい…日本人的ではない感性の曲です。

ひとつひとつの曲に、南仏の地名と花の名前が付けられています。

プロヴァンスのジャスミン、アンジューの薔薇、ラングドックの向日葵、ルーションのカモミール、プロヴァンス高地のラヴェンダー、ベアルンの朝顔、など、 

題名を読んでいるだけで、香ってくるかの様ですね! 

タイユフェールは、脚本家のジャン・コクトーに、「耳のマリー・ローランサン」と言わしめたそうです。 

2つの大戦間の頃なので、この時代の作品には、あまり華美なものは少なく、むしろ、響きに簡素な美(わび、さびのようなもの…)を感じます。

狂乱の20年代」の独特の空気を伺い知ることが出来ます。

次の、「音楽史の旅」は、フランス6人組にしようかなと考えています☆
ブラームスにしようと思っていましたが、暑そうなので…(^^:)

エディションあれこれ

先日、大人の生徒さん(趣味の上級者の方)に、楽譜の版についてご質問がありましたので、ちょっと触れてみます。

(生徒さんに、そんなに楽譜には拘らない事を前提に、輸入版についてご参考までにお答えします)

その方の場合は、ショパンとドビュッシーについてでしたが、他に、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェンの場合も書きます。

後の3人の作曲家(主にドイツ系)については、私は、ヘンレ版をお勧めします。(ウイーン原典版は、指使いが、私は弾きにくく感じます。)

ショパンについては、以前は、パデレフスキ版(ポーランドの初代首相でピアニスト!)が良かったと思いますが、ポーランド国家評議会が、ショパン生誕150年の頃、記念国家事業として編集を託したエキエル版も良い様です。

コルトー版という、ピアニストのコルトーが、詩的に解説している版も、ロマン派の作曲家の曲の場合は、個人的には好きですが、曲が(解釈の文が混ざっていて)中断されるような感じになってしまうので、やっぱり、パデレフスキ版が使いやすいのではないでしょうか。

ドビュッシーは、デュラン版というのもありますが、輸入版でなくとも、安川加壽子先生の校訂の音楽の友社から出ている白い表紙ものが、わかりやすくて好きです。他に、中井正子さんの校訂のものも良さそうです。

ベートーヴェンは、シュナーベル版でテンポを見たり、他の作曲家でも、比較しようとすればキリが無いですが、あえて、原典版(ヘンレ版)で充分でなのではないでしょうか。

輸入版は、少し値が張りますので、国内の出版社のものでもいいのですが、バッハなどは、指使いが弾きづらいものもありますね。

楽譜にもお国柄があって、それを感じるのも面白いですね。(ヘンレ版の紙質は素晴らしいですし、印刷も綺麗。フランスのアメル社やルモワンヌ社のは、表紙の柄や色が素敵です。)


楽譜 — 5:43 PM  Comments (0)