春の足音〜音大合格おめでとう!〜


日増しに春が近づいて、日差しの暖かさに、お掃除する手もはかどります。
今朝は、ずっと携帯を離さずにいました。そのワケは、音大を受けた生徒さんの合格発表だったからです。
待てど暮らせど鳴らない電話…、受かると概ね確信している中、だんだんあれこれ考えました^^:こちらからはかけずらい、もうちょっと待ってみよう。。そうこうしている間にレッスン突入。

結果的に、お母様と一緒にpass.gif、直接ご報告に来てくれたのですsign01.gif満面に晴れ晴れとした笑みがこぼれshine.gif、キラキラと、これからの4年間への希望が溢れていましたhappy02.gif

主にソルフェージュをみていましたが、彼女は、コールユーブンゲンをとても音楽的に歌います。
主科の先生もさぞお喜びでしょう。

メンタル面も含め、心から応援していたので、本当に良かったです。これからは、思う存分に、歌を学んで下さいねhappy01.gif

お母様の、安堵感に満ちた笑顔も印象的でした。

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「入試が終わったらすぐにピアノに行きたい」中学生

生徒さんのお母様からのお電話で、高校受験で年末から休んでいる生徒さんが、「入試が終わった週から、すぐにピアノ(レッスン)に行きたいnote.gif」と言っているのでお願いしますとの事でした!

年賀状にもその様なメッセージがありましたけれど、まさか、入試の終わった直後の復帰のことだとは思わなかったので、とても嬉しくなりました。

肝心の、県立高校入試は3月2週目。

この話をした、その生徒さんと仲の良い年下の生徒さんが、こんなことを言っていました。

「私、その気持ち、解ります。ピアノを一定期間離れなくてはいけない時(定期試験などで)、なんだか寂しいんですよ〜。」

またまた、その言葉に嬉しくなりましたconfident.gif

ある程度、年数を重ねた生徒さん達は、確かに、小さい頃からピアノになじんでいます。

色々な弾いてみたい曲が弾ける様になって来る時期、「弾ける」ってことは、やはり本人にとって喜びなのでしょうね!

4月になってしまうと、高校での新生活、また気忙しくなってしまうと思いますが、それまではゆっくり出来ると思いますし、また会えるのが楽しみです。

こんな小さい時から、毎週会ってるんだなあ♪
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ベートーヴェンの昇りつめた高み(シフリサイタルにて)

2月20日、紀尾井ホールで行われたシフのベートーヴェンプログラムについてです。

ベートーヴェン:ピアノソナタop109〜op111(第30番〜32番)
(休憩無し、曲間も立ち上がらず切れ目無く集中した演奏。ピアノはスタインウェイ)

アンコール
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 第1番
3声のシンフォニア 第9番
平均律クラヴィーア曲集第2巻 第11番
〜〜〜
18時を、6,7分過ぎてシフがステージに登場するのを待つ間、客席は期待感の込められた緊張感で満たされていました。op109が始まるやいなや、それまでの無音の緊張が解け、ただならぬ美しいテーマで音が層になっていく様を、その決定的な瞬間に固唾を呑み込み、あちら側の世界へと入って行きました。

全てを把握しながらも、まさにその瞬間に、演奏者自身が感動しているという振動が、手に取る様に伝わって来、その感動を一緒に味わおうと、全身を耳にしました。椅子に座っている感覚など、すっかり無くなっていきました。

最愛のアントニア・ブレンターノの娘、マクシミリアーネ・ブレンターノに捧げられたこのソナタ。

「強い語調だけでは、人の心に沁み通らない」という或る作家の言葉がありますが、op109の冒頭の入り方など、即興的に心から歌われる分散和音から数ページ、まさに最上のものでした。(冒頭がdolceだった事を改めて再認識しました。)その音楽には全てがありました。

op110では、表現の仕方を割と冷静に聴いてしまったのですが、1楽章の32分音符のスタッカートは、アクセントであるというのが、どの様に奏されるのか等々、良く聴くことが出来ました。足を踏み鳴らしての迫力の2楽章、フーガの素晴らしい3楽章では、このソナタの本質を捉える事が出来た様に思います。

op111は、紛れもない最高傑作で、ベートーヴェンの到達した精神的な高みに、襟を正しました。アリエッタからの変奏は幻想的で、シンコペーションからトリルに向かう所など、彼岸の幻のような白鳥の歌でした。

これらと対峙するのに、充分な時間を費けたシフ。バッハ、モーツアルト、シューベルトの録音の後に、渾身の気概で取り組まれています。

こうした素晴らしい演奏会から受け取るものは多大であり、「演奏」を越えて、「生き様」をみるかのようでした。漫然と過ごしてしまいそうなこの毎日を、心を失う事の無い様、大事なことに気づかせて頂きました。

アンコール3曲では、その日の教会風の衣装(シューベルト・プロでは、スーツ)と同様に、曲目の精神性・宗教性とバッハへの敬意が込められていました。ペダルを使わず、3曲目のF durでは、爽やかな微笑みがこぼれ落ちるかの様に幕を閉じました。

このベートーヴェンを聴いていて、やはりバッハを勉強しないと…と痛切に思いました。

このリサイタルに至っては、9月半ばから、良い席を取っていたので、本当に近くで、音楽に接することが出来て、感動もひとしおで、涼しい顔では聴けませんでした。5日の間に2つのプログラムを聴いた訳ですが、今度は本当の最後。またいつ聴けるかと、誠に寂しい気持ちがしました。

生き方に繋がる演奏…「演奏する」ということの本質に接する事の出来た演奏会でした。

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リトミックの試験迫る!

3月に入ると、リトミックの認定試験があります。

一ヶ月に一度の月例を、セミナーなどでかぶったり、場所が変更になって間違って遅れた為出席にならなかった分の補講で、今朝も、リトミックの実際のクラスを見学して代替えして来ました。

出席日数を補うのもなかなかに大変、何事も甘いものではありませんね・・・coldsweats01.gif

一歳児さん達、先生の素敵な音のシャワーを浴びながら、歩いたり、お絵描きしたり、動物になったり、いわれた通りに動くお子さんもいれば、独創的な動きをしつつ、だけど意味のある動きだったり、一人として同じことはなく、見ていて、色々な発見がありました!

たまたま、生徒さんの弟くんが居るので、見つけては、手を振ってくれたりhappy01.gif…、可愛かったです。何回かクラスをみることが出来たのは、とても有意義でした。

ちゃんと時間を作って、試験勉強せねばなりません!

今後も、リトミックに関しては、導入期の生徒さんのレッスン時などに、「エッセンスを取り入れる」感じでの取り組みになると思います。

「先生、今日は何か新しいことやるのshine.gif?!」とキラキラした瞳で聞かれるのに弱いのでcatface.gif

さて、これから税理士さんの所へ行って来ますmemo.gif

果たして、試験は受かるかな…う〜ん、がんばります♪
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レモンの花と、シフ♪TV耳寄り情報


レモンの木に、ここ数日淡い黄色のふくらみが見られ、昨日、可憐な白い花が咲きましたhappy01.gif鼻を近づけると、ツーンとしたベルガモットやネロリの様なアロマが凄く爽やかですheart04.gif

このレモンの苗は、ともみ先生とお揃いで購入、10月末頃はこんなにヒョロヒョロでした。
13℃で育てる様に書いてあったので、寒くなる前は、出したり部屋に入れたり慌ただしかったレモンさん。すっかり、暖房のお部屋で南国気分になり、花が咲くまで早かった様です。ちなみに、勢いで調べたレモンの花言葉は、愛に忠実・心からの思慕だそう…。

ここまで読んで下さった方に、朗報が!

なんと、2月20日(日)のシフの紀尾井ホールでのベートーヴェンの公演は、3/4(金)にsecret.gifNHK教育の芸術劇場で放映される模様です。(私は、ちょっとがっかりicon_wink.gif)

それに先駆け、2/19(土)には、NHK-BShi23時〜「プレミアムシアター」で、
ライプチヒ・バッハ音楽祭2010 ~改革派教会のアンドラーシュ・シフ~
の放送があります。
曲目は、
フランス組曲 BWV812-817
フランス風序曲 ロ短調 BWV831
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971

収録:2010年6月11日
ライプチヒ改革派教会(ドイツ)

生徒さんが、初めて聴く場合、とっかかりがバッハだと、どうなのかなっと思いますが、シフのイタリア協奏曲、凄く良いですよ〜!まるで、小編成バロックオーケストラを聴いているみたい♪

ベートーヴェンの方は、必見ではないかしらんsign01.gif

観たい方、これ押〜して〜♪
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シフのシューベルト

シフを初めて聴いたのは、成人式の振り袖の代わりに行かせて貰った、音大生対象のヨーロッパ旅行の折でした。ウイーンの楽友協会ホールで聴いたシフのシューベルト。長旅の疲れと、演奏の価値の解らぬ若さで、所々ウトウトしてしまった恥ずかしい思い出があります。
その後、長い時を経て、2008年3月10日に来日の折に聴きに行きました。

そして、昨夜!
曲目は、全てシューベルトで、楽興の時D780、即興曲集D899(op90)、3つのピアノ曲D946、即興曲集D935(op142)と、アンコールが2曲でした。

穏やかで温和な風格に満ちた佇まいで、ベーゼンドルファーが据えられた舞台に姿を現して2時間半、東京オペラシティの会場は、至芸で包み込まれました。

どのフレーズをとってみても、新鮮な感興にみち溢れ、喜び、陰影、驚き、哀しみ、慰め、感謝…、多彩な暖かい音色でダイレクトに心の襞に染み渡ります。

非常にデリケートでありながら、時に大胆で、自由で、遊びがありました。
楽興の時の4番など、耳をすまさなければ聴こえない様な美しいpがよどみなく紡がれ、対旋律が強調されていたり、op90-1の装飾音の扱いなど、まるで本当に即興の様に自然で、とにかく、予定されている様に弾かないという新鮮さが常にありました。

ハーモニーの色合いの変化や、寄り添う様に流れ、絡み合う旋律。

op90-2など、軽やかな玉の転がる様なあの有名なメロディーが、あれ程まで愛おしく、陳腐で無く聴こえるのは、シフだからなのでしょう。拍の捉え方、転調の色彩、どこを取っても、研究され尽くしてある真摯なご姿勢の上に、それを超越した世界がどこまでも広がっている「芸術」を感じました。

休憩後、エネルギッシュに現れたシフ。ベーゼンドルファーの深みのある音色と共に、比類ないシューベルトを聴けて本当に幸せです。鯱張った所がないので、全く疲れない、そんな軽やかな演奏は、円熟期の巨匠ならではなのでしょう。

シューベルトのソナタは、「天国的な長さ」と喩えられる事がありますが、昨夜は、ソナタでは無かったですが、音楽の捉え方が、まさにシューベルトであった為、終演は21時半を過ぎてしまうプログラムでした。

プログラムに寄せられた音楽評論家氏のエッセイで、「心してコンディションを整え」いどみたい、という文章がありましたが、まさに、同じ心持ちで、万全の状態で聴きに行った私。今度は、最後まで聴いていたら「帰れない」という事態が待ち受けてしまい、op142−1までしか聴くことが出来なかった事が無念ではありますが、この日の、最高のシューベルトを聴く機会に恵まれた事の感謝は忘れてはならないでしょう。

亡きお母様と義母様への追悼の意が込められているとのリサイタル、万感の祈りが込められていたのかもしれません。

今日は、この楽譜を開いて・・・弾いてみずにはいられませんでした!

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インフルエンザ…、完治しました。

予告もなしに、ブログを休止してしまいましたが、先週頭に、インフルエンザに罹ってしまい、体力と共に気力も無く、ひたすら回復に努めておりました。

養生の甲斐あって、すっかり治りましたので、月曜からレッスンをしています。
といっても、無理は禁物…、と肝に命じて、しばらくは体に聞きながらゆるやかに過ごそうと思います。

一週間前、医師曰く(インフルの)重症に陥っていましたが、天からの恵みの休みとばかりに、沢山の睡眠を取りました。

体の方は、みるみる内に、復活。しかし、体が弱ると、気持ちも弱るんだなということを、痛感しています。

5日近く飲んだタミフルとは、とうにさようなら。

今期は、予防接種が(私には)効かなかったということになります・・・

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日々のこと — 12:30 AM  Comments (0)

「伊砂利彦回顧展」記念コンサート:青柳いづみこさん

ピアニストで文筆家の青柳いづみこさんの、福島県立美術館にての「追悼・伊砂利彦回顧展」の記念コンサート、「音とかたちの出会い」に行って来ました。

青柳いづみこさんが福島においでになるとあっては、是非聴きたいという一心でしたが、型絵染め作家の故・伊砂利彦さんによる、ドビュッシーのプレリュード第一集・第二集全24曲を、それぞれ一枚ずつ和紙に型絵染めされたイメージの、なんとも言えない抽象的な世界が、青柳さんのドビュッシーの演奏と相まって見事な調和が作り出されていました。伊砂さんの生前にお二人はご親交を持たれていらして、この度の演奏会が実現されたとの事です。(最近のご著書の装丁にも、氏の絵が!)

ドビュッシー研究の第一人者でいらっしゃる青柳いづみこさんの素晴らしい演奏と、造詣の深いお話しが、常設展のチケットで伺えるというのには驚きました。

第一集6曲目の「雪の上の足跡」の孤独な寂寥感と、伊砂氏の、あたかもとぼとぼとした足跡の様な模様…、第8曲の「亜麻色の髪の乙女」は、なびいた髪の毛の模様、第9曲「とだえたセレナード」と、途中から自由にはみ出していく型絵染めの模様のマッチ。伊砂氏の作品に囲まれての演奏は、まさに「音とかたち」のコラボでした。

終演後は、ティーパーティーが開かれ、私は幸運なことに、お話しをすることが出来、しばしお隣に座らせて頂くことも出来ました!貴重なお写真もあるのですが、大切に仕舞わせて頂こうと思います♪

永井荷風氏や、井伏鱒二氏ら文士のお名前がぽんぽん飛出し、古き良き時代の文壇の香りまで運んでおいででした。

…一筆描きの様な珠玉の曲集と、同様に、一筆描きの様な模様の数々に、改めて、芸術家の着想とは、かくも豊かなものなのかと、感じ入る午後でした。

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節分

ひいらぎのトゲトゲや、イワシで鬼を追い払おう!

恵方巻きも食べましたjapanesetea.gifsign01.gif

この記事(?)に、これを置いたら反則?!coldsweats01.gif
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シフのリサイタル


2月になると、シフのリサイタルが待ち遠しいです。

オール・シューベルトプログラムと、オール・ベートーヴェンプログラムに行きます。晩年の3つのソナタ(op109〜op111)の方のチケットticket.gifをまず取ってから、やっぱりシフと言ったら、シューベルトも聴き逃したくないと、後から取りました。

あの音色、あの音楽、もうこんなに楽しみな事はありません!

私は、もし、音楽のことで、幸せな瞬間を順番に挙げるとすると、(生徒さんの事はこの際別として)

第一に、レッスンを自分が受けているとき!

第二に、この「シフ」の様なピアニストのリサイタルを聴いている時です。

レッスンを受けに行くとき、というのは、それまでに準備(練習)が伴いますから、決して呑気な気持ちではいられませんが、リサイタルを聴くのは、ずっと気楽なので訳が違います。

ただどちらにも共通するのは、本当に無我の境地で、日頃の事を忘れ、本当の自分に立ち返ることの出来る、真実の時間ということです。特に、師のレッスンを受ける時はそうです。

そういう瞬間を、今年はどれだけ持てるでしょうか。

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