2009年6月29日
娑羅双樹は、夏椿
先週のことでした。レッスンしている時に、窓越しに、椿が!一輪だけ咲いているのをみました。でも、なんだか普通のつばきとも違うし、時期がちょっとずれている、、どうして!?
小3の生徒さんは、「あれ絶対つばきだよ
、だって、つばきのシャンプーの絵と同じだもん
」・・・「そうなの
?」私は、そのシャンプーは見た事がなかったのだけれど、可憐なその花が、2人でとっても気になりました。そして、夕方また窓を眺めると、もうその花は落ちていました。後で調べたら、その花はナツツバキだったのです。「娑羅」とも言われています。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。驕れるものも久しからず、ただ春の世の夢のごとし。
平家物語に出てくる「娑羅」は、この夏椿のことだそうです。朝咲いても夕には散る、本当に儚い花。見るからに可憐ですね。無常の象徴とされる花です。 ちょっと嬉しいのは、私の家の家紋、平家と同じ「揚羽の蝶」なんです!源氏物語の方に愛着があるけれど、こればかりは、知ったとき嬉しかったな
つばきの品種では、侘助も趣がありますね。でも、なんといっても西洋椿は、花びらの層が幾重にもなり、素敵ですよね
。
ゲオルグ=サー=ショルティー指揮、アンジェラ=ゲオルギューのタイトルロールのオペラ「椿姫」は、私の大好きなDVD
です。ビスコンティーの映像での椿姫も素敵だけれど、やっぱりこれです。泣きたい時には、必ず観ます
(順序が逆かな?
)アリアと、心情が一体化している所が好きです!




