郡山市制施行90周年

郡山市は、市制90年の節目を迎えています。
大正13年9月1日に市制が施行され、さらに100年遡った江戸時代の1824年には、奥州街道の整備に伴い、宿場町に昇格しました。この時の記念として麓山公園が整備されました。

郡山は、大きな池を伴った公園が多く、灌漑用、行楽、公園として、情緒のある美観を備えています。市内の道路は整備されており、住みやすい街です。
ここは、実家近くの荒池公園。隣の酒蓋池と、もとは一つだったといいます。
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小学校から高校まで、合唱や管弦楽で全国コンクールでの快挙を成している郡山市は、「東北のウイーン」「楽都 郡山」との異名も持ち、音楽教育の発展には長い歴史があります。
昭和33年に建てられた、市民会館(現在は無く、文化センターがその役割を担う。)で、世界中から招いた良い音楽の演奏を聴く機会が拓けたこと、市内で最初に建てられた金透小学校の器楽合奏が、いち早く活躍していた事も、あとに続く各学校の、音楽教育に良い影響を及ぼしたことは言うまでもありません。ニ中も五中も、安積黎明や郡山高校も、大島小も、そして今年は薫小も、切磋琢磨し、練習に長い時間を割き、学校生活に自信と栄光に彩られた思い出を残すに至っています。
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江戸時代から商業が盛んだった郡山が、なぜ、こんなに音楽教育が盛んになったのかを考えながら、先日、郡山を歩きました。
駅前には、グランドピアノやパイプオルガンを模したベンチイスや、音符の模様が施されたベンチイスが、通りを飾っていました。
しかし、例えそういったものが無くても、水と緑に煌めくこの街は、充分に音楽的ともいえる風情があるのだと思いました。

義務教育の半分は他県で過ごした私ですが、長く過ごしたふるさと郡山への想いは強くあります。
道を歩いていても、つい昔からの知り合いを目で探してしまうし、本当にばったり遭遇したりします。
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母が撮った紅葉の写真を見ながら、人情味に溢れたイントネーションが飛び交う、音楽的な郡山の街を思いました。

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Filed under: 地域の話題 — 5:17 PM
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