2014年10月31日
映画「アルゲリッチ 私こそ、音楽!」
2週間ほど前に、この映画をみました。アルゲリッチの三女ステファニーが撮ったドキュメンタリーです。
1965年のショパンコンクール優勝者であるアルゲリッチの、現在に至るまでの人生が描かれ、普段着のアルゲリッチを垣間見ることが出来ました。
超がつく、一流ピアニスト。
これまでの名演の数々も流れ、卓越し冴え渡るピアニズムに、改めて魅了されました。
アルゲリッチの素足が大きいのに、ビックリしましたが、情熱的な演奏姿を観ていると、まさに、ピアノの演奏は「手技」なんだなと思いました。
演奏中に見せる表情も、迫力があるかと思うと、時にチャーミングで、感性の振れ幅や、繊細ささえ感じました。
私が、アルゲリッチを生で聴いて強い印象に残っているのは、以前、マイスキーやクレーメルとトリオで演奏した、チャイコフスキー「偉大なる芸術家の思い出」。
この度また、アルゲリッチのショパンをCDで聴いています。
おすすめ映画です。
Filed under: ピアニスト — 1:03 PM
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