2013年11月14日
練習にヤル気の出る、母からの魔法のことば 2

その2
私が小さかった頃、母がよく使った「練習させる法」は、「あら〜、いい曲だね(或いは、「上手だね!」)もう、こんなに弾けるの
いつのまに
」と言って、
「もっと聴きたいなあ〜!もう一回弾いてみて
」とお願いされて、すっかり気をよくして弾くと(爆)、「あと一回聴きたいなあ、あそこがもうちょっとだね」と何度か弾かせ、とどめは「やっぱり3回弾くと、大抵の曲は弾けるようになるねえ
」と言って、結局何度も弾き込む気持ちにさせられました。
今思えば、この方法では、部分練習は出来ないのですが、ピアノに向かわせるために、よくこの方法を使われたのを覚えています。
『お母さんは、そんなに、この曲が好きなのかなあ!?』と、さしたる疑問も抱かずに
、その曲が好きなんだなあ、聴きたいのだと思い込んで、わざわざ母が部屋の近くに居る時を選んで
、その曲ばかり弾きました
。
あとになって、あれは練習させるために言っていたのもあると言われ
、拍子抜けしたほど、迫真に迫る言い方でした。
母は、大学で別々に暮らすようになると、私の弾いていた曲で好きなのがあると、こっそりCDを買って引き出しに入れて、お気に入りにして聴いてくれていました。
また別の時に、父が、クリスマス時期に私がクリスマスソングを弾いていると、「おねがいだから、クリスマスの曲を、色々メドレーみたいにして
、30分位弾いて流してて!」と言ってきたことがあり、嬉しかった記憶があります。
ちっとも王道の練習法とも思えませんが
、家族に関心を持たれて弾く時は、とても心地よかった…、というたわいもないお話です
。

Filed under: ピアノ教育 — 11:12 PM




とってもとっても心温まる素敵なお話です‼先生のご両親の思いやりや優しさが思い切り伝わって来て、私までほんわかした気分になりました♡楽しくて温かいお母様、優しくて穏やかなお父様、素敵ですね〜(*^^*)
冨永先生
わあ〜、恥ずかしいお話を書いてしまったのに、そう仰って下さって、有難うございます(*^^*)!!
書いていて、いかにもそれらしく言う、母の真に迫った演技(?!)を思い出し、なかなか巧妙だったな♪と、に〜んまりしています。
でも、おかげで、すっかりのせられて練習が出来たのですから、感謝せずにはいられませんね(^^)