2011年11月7日
指使いが自分で決めれるようになれば…
指使い(運指)が自分で決めれる様になるのは、何年生(それとも中学生)までかかるのでしょうか…。
運指に関しては、まだまだ依存(というより、無頓着☆)してしまう状況をよくみかけます。
音が順次(隣の音)に進行していれば、運指も、隣の指で弾きます。
3度跳んでいれば、大抵、1つ抜かした次の指で弾きます。(4度でも、5度でも、実際に指を鍵盤においてみると、その音が、何の指で弾けば良いのかわかります。)
その先にどんな音があるか、そのフレーズがどういう形になっているかなど、少し先を考えた上で、運指が決まります。
譜読みの初めの頃に、所どころ印刷されている指使いを守った上、書いていない指使いもきちんと考えて、自分で何カ所か記入していけるようにしたいですね。
記入しておけば、毎回変わるということはありませんし、考えて、「こっちの方が弾きやすい」と消して、変えることも出来ます。
今はまだ、殆ど私が記入することが多いです。
指使いが自分で決めれるのも、音楽的自立への第一歩です。
Filed under: ピアノ教育 — 6:12 AM
以前に大人の生徒さんで印刷してあるところは指使いに従って、同じ音列でも書いていないところは勝手に弾いていた人もいたし、モーツアルトやベートーベンが指使いも記入したと思った人も…。
勝手にしてはダメで一定の法則があること、練習のために使い勝手の悪い指使いをすることもあること、
演奏会には良い音が出る指使いを選ぶなど、説明すると色々ありますね。
天野先生、コメント有難うございます!
ご返信遅くなってすみません。
指使いのことは、やはり、改めて指導しないと、なかなか意味がわからないものなのかもしれませんね!
「モーツアルトやべートーヴェンが書いた」って、、(^_^;)面白いですね。
ツィッターなどでも、この度指使いのことが話題になり、やはり皆さん先生ご自身で書かれては来たけど、生徒さん達に自力で身に付けさせていきたいと思っていらっしゃる様です。何か体系化していけたら良いです!