2011年11月8日
ある日突然弾ける様になる曲

曲というのは、譜読み当時には無理でも、ある日突然、その曲を弾く「準備が整う」時があります。
今日、何故か私は不意に、ショパンのプレリュードop28-17について、(今弾いている曲ではないのに)何かを掴んだ様な気がして、急いでピアノに向かいました。
この曲は、大変幸せな曲だと思っていたけれど、幸せも苦しみも表裏一体…もしかしたらと思い、弾いてみました。
いくらAs durだから、いくら長調だからと、(この曲に限らず)ただ明るく弾いたのでは、美しい調べにはならない。
そんな事はわかっていた筈なのに、和声の妙が胸に沁みるこの曲を、今までこんな風に弾いたことはなかったなと、年を重ねるごとに、弾ける(理解出来る)曲が増えていくのは、ピアノを弾くのを積み重ねてきた醍醐味であると、つくづく思いました
。




準備が整う時ってあると思います。同感です。
ショパンのDurって、悲しいですよね。私は、いつもそう思っています。別れの曲も長調ですし。
yumiko先生、ありがとうございます!
「別れの曲も長調…」そうでしたね!舟歌だって、悲しいですし。
葬送行進曲など、暗い部分は敢えて明るいベールをかけると余計に悲しみが際立つとか、その中間部はDurなのに、あまりにも悲しいとは思っていましたが、ショパンのDurが悲しいってことに、私はこの度やっと気付いた気がします。先生、やっぱり素晴らしい!