2011年8月4日
練習は楽しんで♪
でも、ピアノの普段の練習は、集中するまでが大変なことも多いですよね。
お家での練習も、ひと度イスに座ってしまえば、なんとかなりますが、向かうまでが億劫…って、ピアノを弾いている方なら、誰しも経験する事です!お勉強もそうかもしれませんが。
この絵は、マチスの「ピアノのレッスン」という絵です。グレーのバックの色と、練習しているボクの無表情ぶりから、いやいや練習している様にも見えます。形だけ、そこに座って練習のポーズを取っている様にも。
後ろでは、お母さんらしき方(或いは先生?)が練習を見守っていますね。
この絵を見ると、つい、ドビュッシーの「子供の領分」の第一曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」を連想してしまいます。同名のエチュードを無味乾燥な気分で練習している様子を皮肉って作曲されたものです。
もしかしたら、この絵の男の子は、真剣に練習していて、無表情になっているだけかもしれないですが(弁護?!)、その逆に、あくびも出ない程、心が動かない練習をしている様にも見えます♪譜面台の横の、呼び鈴も気になります(笑)。
カーテンの緑や、ピアノの蓋のピンクとのコントラストが粋な絵ですが、私自身も練習に乗らない時は、ついこの絵を思い出し、心で苦笑してしまったりします。
ひと度、演奏を始めたら、あとは常に「喜びを持って演奏」したいものですね!
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