音楽的成長を高める曲探し

ピアノを弾いて思う事は、「譜読みや、弾くまでにかかるエネルギーに、時間をとられ過ぎずに、純粋に自分の「音楽」をどこまでも成長させていくには、どういう曲を選んで行ったら良いのかな…」、ということです。

曲というのは、あまりにも沢山有り、難解な曲をせっせと弾くのもまたよいのかもしれないが、シンプルな曲を、本当に音楽的に弾くことは、大変に価値のあることだと思います。

例えば、モーツアルトのソナタを、ピリスや、内田光子さんの様な高みの境地に達したら、どんなだろう…。

何か、音楽的に成長出来る曲を探したいと、この頃とみに思います。

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「ピアニストの系譜」を読んで


「ピアニストの系譜 その血脈を追う」(音友 真嶋雄大著)という本を、先日、読みましたbook.gif

以前、ムジカノーヴァで、山本美芽先生の書評コーナーで見つけてから、ずっと読みたくて本棚にあったのです。
索引のある本は、気合いがあると言われていますが、更に、各国別に師と弟子の系譜が、巻末に一覧表になっている所が見事ですmemo.gif


例えば「ドイツ」のページを見ると、ネーフェからベートーヴェンに繋がる血脈と、モーツアルトから…というのもあります。
「フランス」では、ドビュッシーの師事したマルモンテル教授がshadow.gif、多くの優秀なピアニストを輩出している事に、改めて驚かされました。

勿論、巻末だけでなく、内容がかなり充実していて、何度か読み返したい本です。
師から弟子に、連綿と受け継がれて来たクラシックのピアニズム。
国によって、何を重要視するかも異なります。

それだけの時をかけて受け継がれて来た、西洋音楽の、「重み」を、言葉に寄らずともズシリと感じざるを得ませんでした。

最後に、印象に残った、ハイドシェックがコルトーにレッスンを受けた時の言葉を…。

行く方向が定まったら、足元を見るのではなく、星をみなさいmist.gif

中国のことわざを引き合いに出し、作品の持つ本質を見極め、大所高所から作品を俯瞰しつつ進んで行く事が大事との教えだった様です。

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