ミレーの美術館

転居のお知らせを、大学受験の時の先生にお出しした所、ご丁寧にお返事下さって、「甲府は、ミレーの美術館もあり、」という行を見つけ、すぐに行って来ました。お盆前のことです。
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山梨県立美術館では、なんと常設で、ミレーの「種をまく人」や「落ち穂拾い、夏」が展示してあるのです!
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(上と左下の絵です)

まだ道もよく覚えていない頃に、探して行ったのですが、広大な敷地の中に建つ美術館。ミレーの部屋は、しんと、そこだけ別世界のようでした。
力強い、1850年頃のフランスの農民の姿。

思いがけず、偉大な絵画が身近に観れて、とても敬虔な幸せなひとときを過ごしました。
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中から見える、芸術の森公園の緑も綺麗!

ここはぜひ、また行きたいです。

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アート — 12:00 AM  Comments (2)

♪可愛い贈りもの♪


[拡大します♪]
こちらの可愛いウエディングケーキは、「ソフトクレイ」という粘土で出来ている、もと生徒さんのお母様からの贈りものです♪
ずっと大切に飾っていたのですが、大切にし過ぎて、透明のケースから出さなかったのを、出してみた所、さらに可憐さ倍増です!!
バラのお花の表情や、上に乗っているお人形、ケーキには音符の模様、うしろには日付けも入っていて、とても素敵です。

オーダーメイドして下さったそうです!

色合いもロマンティック♪眺めていると、dolce(ドルチェ)な、幸せ気分に包まれます。
お心の込もった贈りもの、有難うございました。

※dolce「甘く、優しく、柔らかく」

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印象派の曲を弾くなら、ぜひ観て頂きたい展覧会

GW明けての、発表会後に会う生徒さん達は、皆驚くほど、次の曲を選んで練習していましたwobbly.gif

上級生で、ショパンを弾いた方は、ドビュッシーを、ドビュッシーを弾いた方は、ショパンに興味を持ったり、ドビュッシーの他の作品を弾いて来たり。
室内楽の催しについては、最高の賛辞!!!
小学生達は、口々に、コンクールに向けての意欲を見せてくれましたshine.gif
夏に向けて、また活気づきそうです。

さて、4月30日からずっと喉風邪に悩まされた私、やっと治りました。
GWは、色々と忙しかった中、前半は旅行をし、戻る途中立ち寄った、丸の内の三菱一号館美術館。

建物の、クラシカルな美しさもさることながら、
クラークコレクションという、非常に質の高い印象派の絵画展は、期待以上で驚きでした。

ルノワールやモネに代表される印象派の絵画が、収集家の鑑識眼の高さの伺い知れる、圧倒的な美しい作品ばかり並べられていました。色彩の綺麗なシスレーや、ミレーなどの作品もありました。

こじんまりとした美術館に、印象派の宝物の様な作品がずらり。
こうしたコレクションを呼ぶことの出来る、M菱財閥、さすが…。

5月26日までです。

生徒さん達で東京に行かれる方がいたら、印象派の作曲家の初期の作品が、聴こえて来るかのような絵画たちに、ぜひ会って来てみてはいかがですか。

[中庭も素敵。]

ちなみに…、私は絵を観る時、額縁も一緒に味わいます。

フランス絵画ならフランス風の彫刻が施されたり、イタリア絵画なら、すこし金色を帯びた独特の、時代や絵の感じに合った額縁に、大抵は縁取られています。

それから、ルノワールの描く、柔らかな髪の毛にも息を飲みましたconfident.gif

その場に居る事が幸せを感じる展覧会でした。

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アート — 9:48 PM  Comments (0)

ツィメルマンのコンサートに行って来ます

明日(日)は、みなとみらいに、クリスチャン・ツィメルマンを聴きに行く事になりました!

世界トップクラスのピアニストであるツィメルマン。
このアーティストならば、ショパンが聴きたかった所ですが、今回は、生誕150年のドビュッシー、そして、ブラームスのソナタやシマノフスキだそうです。

ドビュッシーは、「版画」(特に、「グラナダの夕べ」)や「前奏曲1巻」よりが、とても楽しみです。

親日家のツィメルマンは、11月半ばからの長いツアーもいよいよ残りわずか。昨夜、ジャパンアーツからのDMを見て、これは行かねば…と思いました。

11月のルプーも聴きに行けず、セミナーも3つもキャンセルせずを得なかった私に取って、急遽、行ける事に今日決まったツィメルマンに、今、とてもわくわくしていますshine.gifsign01.gif

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オーダーメイドのパワーストーンアクセサリー♪

春に、深見友紀子先生のセミナーで、先生が着けていらした素敵なブレス、前任の富山大学での教え子さんにフルオーダーされたとのことでした。

FBでもご紹介されていらしたので、「願望、悩みなどカウンセリングをもとに作成して頂く、フルオーダー」に、惹かれました。

天然石・パワーストーンad libitum 高木千春さん

8月末にお問い合わせし、先週到着した、パワーストーンのネックレス・イヤリング、ブレスレットです。


メインとなっているのは、オレンジムーンストーン、レインボームーンストーン(ホワイトラブラドライト)、ローズクォーツ、アクアマリン。

優しく大らかな愛情で人に接すること、穏やかな受容と包み込む力。判断・実行力を持ち、素直に柔らかにそれを伝える事が出来るコミュニケーション力、新しい世界へのチャレンジ・意識の変革の中でも不安、迷いを手放す…など様々な効能があります

そしてもう一つの願い。これは二人で着けないと意味が無いそうで、お揃いです♪

高木さんのカウンセリング力は、かなり的確です!着け心地が良く、レッスン中もパワーを発揮している感じです^^scissors.gif

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日々、感性を磨く事が…(下の方に、生徒さんに伝えたい事)


     [長野 諏訪湖]
遊びの事ばかり書いていますがsweat01.gif教室の夏休みは、12日から17日(金)まででした。

12日に埼玉に行き、八王子に一泊、中央道から大津に一泊。道中、凄い豪雨に遭いましたthunder.gif。後は、京都泊。
帰りは、第2名神、第2東名から一気に戻って来ました。

     [比叡山から、琵琶湖を望む]
今週から本格的に、レッスン開始となりますが、まだまだ暑い…!
何をするのもだるいこの季節、どうぞ行き帰りお気をつけて、レッスンにいらして下さいね。

この夏、特に思った事は、レッスンと一口で言っても、テクニックを除いて、日々磨くべきは、感性、センス、ニュアンス…と呼ばれるものなんじゃないかなという事です。

8/9午前に、駆け足で立ち寄った京橋のブリジストン美術館で催されている「ドビュッシー 音楽と美術」展でも、それを深く感じました。

チラシのルノワールから感じる以上の、センスの良い展覧会!
ドビュッシーに影響を与えた美術の数々が、部屋ごとに時代とテーマを揃えて展示してあるのですが(それ自体は通常の事なのに)何かが違いましたshine.gif

オルセーと、オランジェリー美術館の共同企画。
ドビュッシーに影響を与えたものに、遥か想像を超えたものを感じました。

カイユボットの「ピアノを弾く若い男」が弾いているピアノは、エラール社の♪

生徒さんに伝えたい事として、やはり自分の足で、アートを観て、聴いて、良いものを吸収していって欲しいなと思います。

ただ、音楽にいたっては、なかなか自分でCDを買ったりmoneybag.gif、その都度、親御さんに買って頂くのも難しい面もあります。

そこで、私は、これまで以上に、2学期から、私のCDを貸し出しすることにしようかと思っていますsign01.gif

これまでも大きい生徒さんにはそうしていました。

CDですから、貸し出しに全く抵抗がないと言う訳ではないのですがsweat02.gif、これまでよりもっと幅広い年齢層の生徒さんに、積極的にお貸ししていきたいと思いますflair.gif

CD棚だけが、まだ所狭しと、納戸の中で整頓不足になっているのをwobbly.gifaries.gif、追々片付けますdash.gif

音楽は、本来、言葉では言い表し得ないもの。
沢山聴いて、エッセンスを掴んでいって下さい。

芸術は、自然を模倣したり、感情やキャラクターを表現したり、その時代の様式を反映したりします。

音楽だけでなく、建築や、文学、絵画、舞踏、そして、社会との関わりを、早い内から、繋げて見れる様にしていきたいものですねhappy01.gif

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鍵盤の模様に驚いた浜松のPA

シーリングスタンプ

モーツアルトのオペラの時代など、よく手紙に、鑞の封印がしてあります。

先日、カルティエの本店で、鑞の封印(シーリングスタンプ)での包装をして頂きました。

この包装は、パリと銀座本店の限定だそうです!
鑞の部分は、まだ温かかったですhappy01.gif
包装の中には、あの赤いボックスがshine.gif

宝石は、ブランドごとに世界観が違う。
シリーズごとにコンセプトが違う…。
ワクワクします♪(実際、私の婚約指輪はVan Cleef& Arpelsです^^:  )2014秋に追記。

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南座での歌舞伎観劇のはなし


[花道、長い髪が玉三郎さん](拡大します)
話が昨春に遡りますが、避難していて戻って来る直前に、南座で、玉三郎さんと中村獅童さんの歌舞伎を観ました。(都をどりの話は以前書きましたが、さすがにあまりは書きづらかったんですcoldsweats01.gif。)着の身着のままの日々で、お世話になっている旅館に、あまり洋服を買い物袋下げては帰れない心境で、アトリエ先生から頂いたばかりの淡いゴールドの服で、いつもの四条通りを歩いた時の爽快感。背筋が伸びましたhappy01.gif

やはり、衣服住は人の支えですt-shirt.gifrestaurant.gifhouse.gif

[側面からみた南座]
お二人の震災のトークの日もあったのですが、その日は逃し、二編からなる歌舞伎をまたもや桟敷席の辺りで観ました。

初めての歌舞伎鑑賞でしたが、話が、女形の(玉三郎さん)美しい人が、実は大きなネズミだったとか、大蛇退治(きゃ〜!)とか、そういうおどろおどろしいお伽(?)話でした。

驚いたのは、中村獅童さん。
意外でした。
こんな事を書くとなんですが、プライベートの話のイメージが強かったので…すが、バリバリの歌舞伎化粧に、あのキメのポーズ「見得(みえ)」(歌舞伎特有…足の踏ん張りとか、口元と目の表情とかを静止してポーズをとるあれです!)が、すごく決まっていました。

やはり、本業に打ち込んでいる姿は、人を凛とさせるsign01.gif
それを強く感じた観劇でした。

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トランペットの神様アンドレと、フェリーニの「道」


先月25日に、「トランペットの神様」と呼ばれた、モーリス・アンドレが亡くなられました。

1933年にフランス南西部の炭坑の町アレスで生まれ、炭坑で働きながらアマチュアのトランペット奏者だった父からの手ほどきから始まり、パリ音楽院ではプルミエ・プリを得て卒業。

サックスでいえばマルセル・ミュールと通じる、高音の柔らかさ、音色の流麗な美しさに加えて、ラテン的な天衣無縫さも、天賦のものであったと言われます。あの柔らかさは、全ての楽器に共通する理想すら感じます。

金管に詳しくない私でも、トランペットといえば、空を越えて天まで通りそうな、晴れ渡る様な音のイメージがありますsun.gifhappy01.gif

又、「楽器を越えて」音楽を奏でる才とでもいいましょうか…。そういったものが、一流の奏者にはありますねshine.gif

楽器を奏でていることさえ、忘れる…」、どんな楽器でも、そういう境地に、私は大変憧れますshine.gifconfident.gif

こういう方でさえ「才能は6割、後の4割は努力」と銘を残している位、才能を見極め、努力していく…、という姿勢は、勿論人並み以上のものだったでしょう。

スタッカートの奏法は、「ピアノ」で学んだそうです。

主に、この方の演奏で有名なのは、ハイドンなどの古典派か、もっと前のバロック作品辺りに、真骨頂がみられますが、先日、昔の映画音楽の曲を吹いている映像に出くわしました。

フェデリコ・フェリーニの「道〜La Strada」。大道芸人と、ジェルソミーナの、もの哀しい話ですよね。音楽は「ゴッド・ファーザー」等と同じくニーノ・ロータが作曲しています。

このYouTubeのアンドレの演奏も美しいので、追悼の意を込めて。(「道」の所にリンク貼ってます)

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アート,音楽 — 12:27 AM  Comments (4)

至福の、ピアノ講師忘年会 昼の部

昨日、ネットで、心が繋がっているピアノの先生達と、東京でランチや、ディナーをご一緒しました。
そして、私は、ゲストの凛先生との、貴重な打ち合わせも出来ました。

この会は、大阪の尚美先生が上京なさるのに合わせ、関東の先生達が集まられた所に、急遽、(打ち合わせも兼ねて)私も参加させて頂いた次第です。
なんと話題の「面白い恋人」!

日曜日は、開館時間すぐの「ゴヤ展」に上野に立ち寄ってから、ランチ会場に向かいましたが、この「ゴヤ展」で、偶然同じ絵の脇で、かつての知り合いに会いました。その事を、ランチで告げたら、皆さんから、「私達はほっておいて…良かったのに…、ニヤニヤ」とか大騒ぎとなり、面白かったです。何の事はなかったんですけどね。驚きました。「ゴヤ展」自体は、「着衣のマハ」の前で群がっていたおじさま達が、絵の前に立ちはだかり、想像力豊かに凝視されているかの様で、絵を離れる時の「ニッ」とした表情が印象的でした。確かに、「裸のマハ」(今回、その絵は来ていません)より、掻き立てられますね(笑)

新宿のサザンタワー内の素敵なお店で、大好きなお仲間の先生方達との再会。そして、この日初めての素敵な素敵な歌の先生ともお目にかかりました。



美味しい前菜各種、メインは、牛ヒレも選べたのですが、ディナーの事を考えて、尚美先生と、「ぶりの照り焼き」にしました。金目鯛も美味しそうでした。

過去、現在、そして未来と交錯するかの様な、素敵な体験をした日曜日は、この後まだまだ続きます。

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