印象派の曲を弾くなら、ぜひ観て頂きたい展覧会
GW明けての、発表会後に会う生徒さん達は、皆驚くほど、次の曲を選んで練習していました!
上級生で、ショパンを弾いた方は、ドビュッシーを、ドビュッシーを弾いた方は、ショパンに興味を持ったり、ドビュッシーの他の作品を弾いて来たり。
室内楽の催しについては、最高の賛辞!!!
小学生達は、口々に、コンクールに向けての意欲を見せてくれました。
夏に向けて、また活気づきそうです。
さて、4月30日からずっと喉風邪に悩まされた私、やっと治りました。
GWは、色々と忙しかった中、前半は旅行をし、戻る途中立ち寄った、丸の内の三菱一号館美術館。
建物の、クラシカルな美しさもさることながら、
クラークコレクションという、非常に質の高い印象派の絵画展は、期待以上で驚きでした。
ルノワールやモネに代表される印象派の絵画が、収集家の鑑識眼の高さの伺い知れる、圧倒的な美しい作品ばかり並べられていました。色彩の綺麗なシスレーや、ミレーなどの作品もありました。
こじんまりとした美術館に、印象派の宝物の様な作品がずらり。
こうしたコレクションを呼ぶことの出来る、M菱財閥、さすが…。
5月26日までです。
生徒さん達で東京に行かれる方がいたら、印象派の作曲家の初期の作品が、聴こえて来るかのような絵画たちに、ぜひ会って来てみてはいかがですか。
[中庭も素敵。]
ちなみに…、私は絵を観る時、額縁も一緒に味わいます。
フランス絵画ならフランス風の彫刻が施されたり、イタリア絵画なら、すこし金色を帯びた独特の、時代や絵の感じに合った額縁に、大抵は縁取られています。
それから、ルノワールの描く、柔らかな髪の毛にも息を飲みました。
その場に居る事が幸せを感じる展覧会でした。
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