ふるさとの空と大地
原発事故による被害で、福島県民は、先の見えない生活への不安を抱えている方々も多いだろうと思います。
県外に逃れた県民は、3万1.294人(今日時点)との事…、3月17日からは私もその一人です。
郡山市は、30キロ圏内では無いですが、あと半分で屋内退避圏内となれば、空気を思い切り吸うことも、水道水を安心して飲むことも私は出来ません。
安全宣言が出たとしても、汚染された大地は今後どうなるのか、長い目で見ていつ頃から安心して生活出来るのか、あの盆地の澄んだ空気が戻る日を待ち望みながら過ごしている方々は今どんな思いでしょう。
同じ不安を抱えながら余震に耐え、県内で仕事をしていなければならない立場の人がほとんどです。
また、今日は摂取制限のものが増え、このような事態では、みんな春休みが終わっても戻りたくないと思うのも当然です。
安心して生活できるならば、復興はいつからでもがんばれるでしょう。
子供たちが外で思いっきり遊ぶことができる大地、環境を信頼して過ごすことのできる日々を取り戻したいと、今は念じることしかできないです。
家で耐えている方、避難して遠くを思う人も、気持ちはひとつ。
原発事故の行方には今後の将来がかかっています…