中学校、管理教育の変遷
先日、蚊が飛んでいるのを見かけ、鳥の鳴き声も聞こえて来ました
外はまだまだ寒いですが、それでも、春が近くなって来たのを、日に日に感じるこの頃です。
もうすぐ、受験や卒業のシーズンの到来ですね
小学6年生は、今から、何の部活に入るか、その部活が「センパイがコワくないか」などリサーチを始めている声も聞きます。
さて、この小学生から中学生への移行の時期、しばらく落ち着くまでの間の精神的なストレスは、程度の差は在っても、殆どのお子さんに見られますね。
春が過ぎると、「部活でのセンパイ対策」など、一緒になって考えたりすることもあります
話がさかのぼりますが、私の中学時代は、市街地の公立中学でしたが、大変荒れている中学で、ちょうどその頃、越して来た私は、「これは、一体?!」と驚いたのを強烈に覚えています。
8クラスあったので、それは色々な人が集まりますが、とにかくその時代が荒んでいた様で、異文化とはまさにこの事と言った感がありました。
しかし、グレた生徒でも、心根のいい子はいますよね。(というか、優等生だってタチが悪ければ、ちょっと…ね)各々、家庭環境の差異や家庭教育の格差が、今より在った様に思います。
問題は、先生の方にもありました。今思い出すと、習字の用具を忘れただけで、柱に頭をゴツーンとやったり、体罰教師ばかりでした。管理教育も度を超して、棒を持って立っている教師もいました
その後、10年経たぬうちに、教育実習でお世話になった時の事、実習生を集めて、今度は、生徒指導の先生が「今は、昔と違って、やわらかな生活指導になったんですよ!」なんて仰っていました。
近年は、モンスターペアレントとか、色々、父兄の方が強くなり過ぎた時代の到来もあったようですが、あの過去の時代のやり方を見ていれば、その後の経緯も「そうだろうな」と察しが付きます。
今でも、地域によって荒れている所もあり、学区域を越えての入学が非常に盛んですが、越境などしなくとも良い状況になれば一番良いように思います。
安心して健やかに、勉強や学校生活にはげめる様に穏やかで伸び伸びと、少しずつ変化して来ている様ですので、このまま良い方向にずっと…と願うばかりです
環境作りは、大人がまず、責任を持って守らなければならない義務の一つの様に思いますね
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