山に隠れない富士山

もうすぐ主人が車を取り替えるので、届く前の最後の日曜、私のプジョーでドライブに出かけました

今年はボジョレーを飲まず、山梨ヌーボー(の、ルミエールの新酒)にしたので、勝沼でまた仕入れました。その後は、富士山の近くに。

山梨に来て、本当に様々な美味しい白ワインと出逢いました。

この日は、まだ行っていないワイナリーを2軒巡りました。
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ぶどうの実が枯れてまだ枝についている!
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お次は、イケダワイナリーさんへ。(外観は撮り忘れました。)
テイスティングして、私が気に入ったのは、この2本です
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この季節は、おでんとワインの組み合わせが好きなのですが、このワイン、おでんにも合いそう〜

たまたま私の、旧姓&仕事姓と同じですね!

途中、笹子餅を初めて食べて

普段は、山の連なりから頭を覗かせる富士山に慣れているので、裾野の広がりを見たいと、ちょっと足を伸ばしましたが
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肝心のところで充電が切れ壮麗な姿は写真にうまく収められませんでした。清々しい一日でした。
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10月に、初冠雪した富士山を仰ぐとき、それまでの夏の様相から、ハッとした感動があります。雪化粧をした山々は、本当にきれいですね。

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没後70年 三木宗策の世界展

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郡山滞在中、郡山市立美術館で12月23日まで開催されている、木彫家・三木宗策氏の展覧会に行って来ました。
神社仏閣に祀られた尊像などが一同に会していました。

「力強さと優しさを併せ持つ」といわれる作風は、仏像から表出される精神的迫力だけでなく、親しみをも感じさせ、織姫と彦星のようなロマンティックな作品では、流れるようなたおやかさで別れの情緒をたたえていました。

高村光雲門下の山本瑞雲氏に師事するため、16歳で郡山から上京。
木彫の修行は非常に厳しく、先生宅に住み込んで他の弟子と一緒に生活し家事雑務をこなしながら、師匠の仕事ぶりを見憶えていくやり方でした。
道具や材料の扱いに慣れる事から始め、いろいろの紋様を平面の板に彫る「割り物」の稽古から、今度は大黒様、恵比寿様というように稽古し、模刻を繰り返して覚えたそうです。(三木多門氏著「三木宗策の木彫」より)

展示室を歩き進むに従って、驚いたのは、こちら「西王母」という作品です。
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ずっとずっと、実家の居間に有った、この「西王母」
4年ぶりの再会に度肝を抜かれました

三木宗策氏は、祖父の姉の御夫君。
この仏像は、曾祖母へ長寿を祈念して贈られた作品です。
中国で、蟠桃は不老長寿を表します。
今でいう、アンチエイジングでしょうか!!?

今では叔父の手元にあるこの作品。震災後、鮮やかな彩色に修復されて、まさかこのような形で再会するとは思わなかったけれど、ちょっと寂しい気持ちで、美術館を後にしました。
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幼い頃、田端の三木家を訪れた際、三木のおじさんはとうに他界していましたが、残されたアトリエから漂う、粛々とした精神的な雰囲気を嗅ぎ取ったものです。

彫像ってすごい!!描くもの(主に仏様)の境地まで、自分が昇っていかなければ、描ききれるものではない…と思った、展覧会でした。

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山梨の秋の味覚といえば…

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生徒さんのお母様から、美味しいぶどうを戴きました。
甲府に来てから、ぶどうの様々な品種を知り、味わうことが出来て、本当に有難いです!

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なぜ止まる、中央線…(T.T)

今日は、早朝から都内に勉強に行く日でした
雨脚はまだ、それほどではなかったのですが、(塩山〜高尾間が止まっていて)列車が運休になり、続いて、中央道も、勝沼から先が通行止めになり、高速バスも運休
甲府から都内に出る場合、やはり途中の山間部を越えるのがネックとなるようですね

一定の雨量を超えると、自動的に運休が決定するようで、今朝は、大月方面で雨が激しかったそうです。

交通が現代より発達していなかった昔は、どれだけ大変な思いをしたのだろう、と思います。

これが、仕事の用だったなら、前泊して備えたでしょうから、今回私も甘かったですが、今の時点でも、傘を差しながら草むしりが出来る程度の雨なので、「これくらいで…。」と思ってしまう気持ちもあります。長靴まで履いて、勇んでいたのに〜・・・

と、愚痴になって来ましたが

郡山では、もっぱら遠方への移動は新幹線で、台風で止まることも、そんなに数多くは無いので、ちょっと途方に暮れたブログを書いてしまいました〜

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野菜♪

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夕方、「ピンポーン♪」とドアホンが鳴りました。
近くの美容師さんでした。

お家の畑で採れた、きゅうりとトマトを、持って来て下さいました

山梨は、本当に土がいいんですね。以前より、野菜の摂取量が、グッと増えました

身体を冷やしてくれる効果のある夏野菜、土のぬくもりを感じながら、新鮮な内に、いただきま〜す

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新生、郡山駅前

GW直前、郡山でレッスンを行いました。
前日、駅を降り立った際、旧丸井跡地に紅白の幕が見えました。
ダイワロイネットホテル郡山の起工式でした。
IMG_596128年秋open完成図。
1階〜3階が商業施設。4階〜13階がホテルです。4階の屋上庭園が楽しみですね。
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平成20年2月末に丸井が閉店した後、色んなことがあり、まさに長期戦、本当に長丁場でした。
この日、夕方のニュース番組に、母が旧丸井の閉店時に花束を贈るシーンがちょっと流れました。苦労の連続の日々を、母はどのような思いで観ていたのでしょう。
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明治から、旅館が軒を連ねていたこの場所。
昭和50年11月8日の丸井郡山店開店時には、祖父は地権者代表としてテープカットをしました

祖父の命日に寄せて_。

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「ピアノの先生」という仕事

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甲府に居る間に、一度は観たかった信玄公祭りに行って来ました!
今年の武田信玄役は、片岡鶴太郎さん。眼光鋭く、プロの存在感。

さて、本題♪
かつて「ピアノの先生」という職業に、没頭していた私。
今は、少し遠くから眺めています
いずれ郡山に戻ったら、ピアノ教室を再開しようか…と思う反面、これまでのように、全身で没入出来ない何かがあります

郡山は、音楽都市を謳っている通り、至る所で(特に、部活動に力を入れる県でもあり)音楽の部活のコンクール「金賞」とか、PTNAのグランプリ受賞など、若者達が音楽面でも活躍しています。

特に、部活動に言及すると、越境してまで入学希望者が大勢いる公立中学での学習面や音楽活動など、所属する学生達、保護者様共々にとって、大変誇りの持てる内容なのだと思います。
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しかし、コンクール。
良い面も勿論あるのでしょう。
でも、競争心と向上心は、根本の目的を助長もするが、見失いもする諸刃の剣ともなると、私は思っています。
特に「誇り」。
「一生かけても、完成には至らない」という芸術において、
まだ若い中学生や、高校生、今は小学生さえも、「コンクールでうちの学校は何賞だった」ということが、誇りの源となってしまうことは、音楽の長い道のりに大切な「謙虚さ」を、時に忘れてしまうのではないか。

人生の最初の頃に、そのように捉えてしまったら、
音楽そのものを、聴いたり奏でたりする、純粋な喜びを、もしかしたら知らないままになる子がいるんじゃないかな、と思ったりします。
「上手くなりたい!」「解りたい」という気持ちを持つことと、勝つこと選ばれることが、本末転倒になってはいないだろうか。
だからこそ、市を挙げて煽るっていうのは、あまり好ましいことばかりとは感じないのです。
誇りが奢りになってしまう時、基礎を見つめ直すことが、自分で出来るかな。
イマジネーション豊かなものは、育っているかな
お家で、外で、本当に好きで、音楽を聴くことのあるご家庭はどの位でしょうか

県の中のことばかりではなく、全体的に、今コンクールは盛況ですし、そういうことに乗ることに対応することも、お習いされる方々のご要望でもあるのは確かです。
でも、なぜかそこに、私自身の音楽に持つイメージとは、違ったものを感じています。
もっと心の力の抜けたもの…

ベートーヴェンが弾きたい、ショパンが弾きたい、ドビュッシーの何々が好き!、と、心から好きなものを持っていてぶつけてくれる方に、そこから繋がる、芸術の話をして行きたいです。

今後、またピアノ教室経営ということで、やっていくとすれば、納得の出来る答えはまだ見えて来てはいませんが、ちょっと辛口を綴った、今日のBlogです

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武田24将率いる甲州軍団の出陣行列のトリ、鶴太郎信玄公
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夜桜の舞鶴城公園での帰陣式

郡山市制施行90周年

郡山市は、市制90年の節目を迎えています。
大正13年9月1日に市制が施行され、さらに100年遡った江戸時代の1824年には、奥州街道の整備に伴い、宿場町に昇格しました。この時の記念として麓山公園が整備されました。

郡山は、大きな池を伴った公園が多く、灌漑用、行楽、公園として、情緒のある美観を備えています。市内の道路は整備されており、住みやすい街です。
ここは、実家近くの荒池公園。隣の酒蓋池と、もとは一つだったといいます。
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小学校から高校まで、合唱や管弦楽で全国コンクールでの快挙を成している郡山市は、「東北のウイーン」「楽都 郡山」との異名も持ち、音楽教育の発展には長い歴史があります。
昭和33年に建てられた、市民会館(現在は無く、文化センターがその役割を担う。)で、世界中から招いた良い音楽の演奏を聴く機会が拓けたこと、市内で最初に建てられた金透小学校の器楽合奏が、いち早く活躍していた事も、あとに続く各学校の、音楽教育に良い影響を及ぼしたことは言うまでもありません。ニ中も五中も、安積黎明や郡山高校も、大島小も、そして今年は薫小も、切磋琢磨し、練習に長い時間を割き、学校生活に自信と栄光に彩られた思い出を残すに至っています。
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江戸時代から商業が盛んだった郡山が、なぜ、こんなに音楽教育が盛んになったのかを考えながら、先日、郡山を歩きました。
駅前には、グランドピアノやパイプオルガンを模したベンチイスや、音符の模様が施されたベンチイスが、通りを飾っていました。
しかし、例えそういったものが無くても、水と緑に煌めくこの街は、充分に音楽的ともいえる風情があるのだと思いました。

義務教育の半分は他県で過ごした私ですが、長く過ごしたふるさと郡山への想いは強くあります。
道を歩いていても、つい昔からの知り合いを目で探してしまうし、本当にばったり遭遇したりします。
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母が撮った紅葉の写真を見ながら、人情味に溢れたイントネーションが飛び交う、音楽的な郡山の街を思いました。

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県内の公立中学校卒業式、おめでとうございます!

今日は、あいにくの雨となってしまいましたが、福島県内の公立中学校の卒業式が、一斉に行われました。

私が、ピアノを教えていた生徒さん達も、今日で中学を卒業され、春からはそれぞれの高校へと進まれること、お喜び申し上げます。

震災の時に、小学校を卒業された方々が、その後の3年間を福島で送り、多感な中学生活を過ごされたことに、感慨深い思いがします。

様々な思いを乗り越えて、立派に活躍した中学生達に、今後も素晴らしい道が拓けますよう、新たな門出をお祝い申し上げます。

ご卒業おめでとうございます!

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勝沼、ワインフェスティバル

先日、合唱コンクールで伴奏者を務めた生徒さんは、伴奏者賞を頂いたとのこと!おめでとうございます。良かったですね!

先週の日曜日は、勝沼のワイナリーに行って来ました。
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たまたま、3連休だったため、フェスティバルをやっていました。
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テイスティンググラスを購入し、ワインは、一杯100円から千円台までwine.gif
関東からも、電車で沢山の方々が、勝沼にいらしていましたeye.gif
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途中、サックスとギターのライブ演奏もあり、青空の下で、清々しい時を過ごしましたhappy01.gif

この位の季節になって来ると、ワインが美味しく飲めますね!

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