今日は、楽しみにしていた、藤拓弘先生主催のセミナーに行って来ました。
第1 回目から、今回まで3回続けて通っています。
スペシャル講師は、音楽ライターの山本美芽先生!
会場の六本木シンフォニーサロンには、いつもながら発売後2日で満席になった35名の先生方が参加しました。
3分の1以上の先生は、お知り合いの先生だったので、なんとも和やかな寛いだ雰囲気で、セミナーを楽しむことが出来ました。
ツェルニー研究の第一人者が語り尽くす「生徒を伸ばす!新しいツェルニーの使い方」
近頃は、順番通りにやることが減って来ているツェルニーを見直し、効率よく、必要なテクニックを見極めて、生徒さんに与える手法などをご提案下さいました。
ツェルニー30番、40番練習曲を、テクニック項目にチェックしていき、ピックアップして、パーツごとに使うやり方は、現代の忙しい子供たちには、ヒットする指導法だと思いました。
例えば、「エリーゼのために」など、実際の楽曲を弾く際に、そこに含まれる困難なパッセージを、ツェルニーから探して与えるなど、使いこなしの術も、ご指南下さいました。
第2部は、参加者の先生方と立食しながら歓談と名刺交換会が行われました。
先生方に、以前ブログで拝見していた教具の使い方を教わったり、最近書いたブログのお話しをしたりと、新しくお知り合いになった素敵な先生方とも、色々お話し出来て、和気藹々のひとときでした。私が一昨日書いたブログ記事について、初めてお目にかかった先生から、お読み頂いての感激のご感想も頂けて、嬉しかったです。名刺の渡し方も、段々頻度を重ねるに従い慣れてきました。
スペシャル講師の山本美芽先生には、サインを頂きました。(うふ、同い年なんですよ^^)先日のブログも読んで下さったそうです♪ふとその時、ムジカノーヴァに今月ご登場されていらしたN先生が、「福島で頑張っていらっしゃるのよ〜!」と励まして下さったんです。
第3部は、お待ちかねの「ライティングの極意」について、藤先生&山本先生のトークセッションです。
この極意をお聞きしたくて、集まられた先生方も、多いことと思います。皆さん、ブログを書いていらっしゃる方が多かったですから!
プロの音楽ライターさんのお話しを伺える貴重なこの機会、二冊の大ヒット著書を持たれる藤先生との、「書くこと」についての熱い語らいは、流石にプロ同士のお二人から、ほとばしる情熱が溢れていました。必死でメモを取ったのですが、びっしり書き込み過ぎて、今すぐの解読が難しいですが、追々、ブログを書く時の指針として行こうと思います。
これまでの3回のリーラ・ムジカセミナーの中で、この「トークセッション」のコーナーは、藤先生とスペシャル講師の先生の掛け合いの妙が見せ場となり、毎回、それぞれの素敵な個性をお持ちの先生とのトークにより、藤先生が、色鮮やかな七色のパレットの様に、様々な様子を魅せて下さるのが、私としては、興味深かったです。
ブログでは、書くことと、書かないことの取捨選択が大事とのこと、大変共感致しました。
アメリカに5年間いらした山本先生から、アメリカにおける、賃金と語学力の関係や、カリブの発展途上国巡りで、視野を広げられたことや、著名なアーティストの素顔についてなど、興味深い話しも満載でした。
これからの、忙しい子供達においては、大人になっても、ピアノが置ける環境を作り出せるよう、勉強も頑張って、勉強とピアノが共存出来る状態を導くことが大事になって来ると、話されました。
名残り惜しくも14時にセミナーが終了し、参加者の先生方との「同窓会オフ会」へ。
セミナーで何度もお会いしているので、同窓会気分♪というわけです(^^)
ちか先生と♪
ケーキを注文しておきながらも、筋力トレーニングの本を紹介して頂いたり、楽譜の話や発表会の近い先生のお話しを伺ったり、時間の過ぎるのがとても早かったです。
帰り道の地下鉄では、途中まで、しょうこ先生とご一緒出来たので、音楽史の話に花が咲きました。
今月号のムジカノーヴァの、しょうこ先生の連載「音楽のタイムトラベル」は、ロマン派の巻、豪華なムードのページです。
生徒さん達には、これからお渡ししますが、また調べものを頑張ってもらう、素敵なきっかけになりそうです。
沢山の刺激的な出逢いと、意識の高い先生方との交流に、心温まり、新たな励みの気持ちを持って帰って来ました。
素晴らしい機会を提供下さっている、主催者の藤先生と、プロのライターさんの視点から様々なお話しを下さった山本先生に感謝申し上げます。
ホスピタリティーにも、特段の配慮がなされている藤先生のセミナーは、10:00〜14:00と、通常のセミナーよりは長丁場でも、全く疲れない、クオリティーの高い講座でした。
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