2010年8月2日
つぶやきのピアニスト〜グールド
コンサート会場を嫌い(31歳以降)、カナダのトロントの自宅や別荘で、録音ばかりしていたピアニストのグレン・グールド。
海外の特別番組用のVTRで、ピアノに覆いかぶさる様な姿勢で、奇妙な唸り声など発しながら弾いているのを観た事があります。
グールドといえば、バッハのゴールドベルク変奏曲の録音が素晴らしいことで知られていますが、私は、もの凄く遅いグリーグのソナタや、素敵なバッハインベンションや、他一枚のCDと、読み切らずに本棚にある一冊の伝記しか、グールドを知らないので、ここで詳しい事は書けません
しかしながら、ソローの「ウォールデン 森の生活」が愛読書だったというのは、社交を絶った彼の晩年の姿とだぶるような気がします。
本番でも唸り声を発しながら演奏するピアニストは、幾らでも居ますが(最近は、前ほどみませんが)、何故か、カナダのガイドブックにグールドが出て来たのをきっかけに、奇才と呼ばれるグレン・グールドを、取り上げてしまいました
Filed under: ピアニスト — 10:54 PM
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