78名の園児たちの感動のステージ (後)
78名をまとめあげた、幼稚園の先生達のチームワークの素晴らしさについては、普段何もかもひとりで行わなければならない、ピアノ講師にとっては憧れの面もあり、大いに刺激がありました。
一回にかける時間は、長くはないけれど回数を多くした練習では、颯爽と理事長先生が現れて、自ら園児の手を取って、大太鼓の打ち方や声の出し方、そしてなにより、きちんとしたお行儀について濃やかにご指導なさっているお姿からは、愛情に満ちた「しつけ」の大切さと、幼児教育への情熱を肌で感じました。
どんな時に、どんな風に言葉かけをするか、という点も、さすが幼児の事を熟知したプロ!…と膝を打ちたくなりました。
幼稚園の先生方も、園児のひとりひとりに目を配り、締める所は締めて、舞台での立ち居振る舞いの細部まで良く注意を向ける取り組み方に感心させられました。
そうした一丸となった姿勢を、園児のみんなが感じ取って、さらに引き締まった良いものを生み出していくのでしょう。
指揮も、幼児にわかりやすいように、すごく研究されていたり、練習時から音響を担当する先生がいらしたり、なんだか大変盛り上がりました!
本番当日、笑顔の素敵なFCTの合唱団のお兄さんお姉さん達に、園児達はすっかり可愛がられて、手を振ってもらったり、声をかけてもらったりしていた様です。
あの舞台をご覧になった、ご父兄や祖父母の方々にとっては、普段のイベント以上に、感激もひとしおだった事でしょうし、子供さん達にも、特別の経験になったに違い有りませんね。
チームワークに関して述べると、「3人よれば文殊の知恵」という言葉もありますが、それぞれが役割に責任を持つことこそが、良いチームを築けるのでしょう!
No comments yet.