コンクールの後の変化

5月の末にあった、東北青少年音楽コンクール。

三春の「まほら」で行われました。

私は、このコンクールは初めてでしたが、課題曲に無理がなくて、とても良いコンクールだと思いました。

「まほら」は、行ってしまえば30分ながら、市内に比べて少し離れたイメージがありますが、きらきら光る阿武隈川を越えて、目に鮮やかな新緑の中を、運転しながら眺めつつ、行って来ました。

ピアニストの東誠三さんなども、定期的にベートーヴェン・ソナタの全曲演奏会を開いていらしたりする、音響の大変優れたホールです。

しかも、ピアノも良いので、普通はコンクールをずっと聴いているとぐったりする所もありますが、その時は、美しい音のおかげで全く疲れしらずでした。

コンクールの雰囲気も良く、足台も椅子の上げ下げも、主催者側がやって下さる為、舞台袖も静かで落ち着きがありました。

参加者の演奏も、丁寧で、「健やかな上手さ」で、和やかなコンクールでした。

こういう場では、健やかな心を保つことこそが、意外に大切だと思います。

生徒さんも、良く頑張ってくれて、本番の時の、柔軟性のある堂々とした演奏には、本当に嬉しくなりました。

自分の番が来るまで、同じ課題曲を何曲も何曲も聴きながら、どきどきしながら自分の番を迎える過程で、何を思い、どう乗り切ったかに思いを馳せると、この経験で確実に力を付け、ステップアップしたことですね!

次の目標に向かってはりきっている生徒さんの姿から、前よりも自信をつけ、一段と成長した様子を頼もしく感じるこの頃です。

Filed under: レッスンでの出来事 — 11:33 PM
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