楽譜を見るという事〜初心者が陥りやすいクセ〜

幼いお子さんというのは、大変耳が良いものです♪

ですので、つい「耳から入る」ことをしてしまいがちです。

しかし、楽譜を読まないで弾く事は、危険な遠回りでもあります。

一見は、弾けた気分になってしまうかもしれません。

spade.gif耳で覚えてしまって、楽譜を見ずに手を見て弾く。これが一旦身に付いてしまったら、さあ大変!楽譜を見る様にeye.gifbook.gifするのに、時間が費かります。

heart.gif楽譜を目で見て、音の長さ、高低、休符、リズム、速さ、表情記号、などを読み取り、色々な事を感じ、考えながら、身体(腕、手、指が主ですが)を使ってキーに触れる。

この順序が、楽譜をインプットする際の順番ではないでしょうかflair.gif

 
spade.gifこれが逆になってしまって、耳で聴いたものを頭や指で覚え、それを記憶して、記憶を辿って指を見ながら弾く…となると、インプットとアウトプットが逆になります。

diamond.gifこれらは「耳を養う」とは、全く別の意味合いなります。

スペードマークで記した所を、やってはいけない理由は、「音楽的自立が遅れるから」です。

「音楽は言葉」です!自力で楽譜から様々なものを読み取って弾いてこそ、自分で楽しむ事が出来るのです。

一見暗譜しているように見えるこの現象は、実は、譜面を覚えている訳ではないのです。

「手を見ていないと心配で」というお声も聞きますが、手には、楽譜は書いて無いのですよおお〜〜despair.gifpaper.gif

段々難しくなって来ると、耳コピの様なことには限界がありますから、ごく早い段階からこの道理をわかって、楽譜に親しめると良いですねhappy01.gifsign03.gif

頑張りましょう!
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Filed under: ピアノ教育 — 12:49 AM
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