ピアノの先生と結婚相手

ピアノの先生、特に自宅で行う場合は、旦那さんが転勤で大きく移動がないことが、結構大事なポイントです。
私は、指導歴25年ですが、その内17年は、自宅で教室をしながら、週2回は外部の音楽教室にも勤めていました。3ヶ所かけもちだった時期も、さらに他の講師も引き受けたこともありました。
「他人の釜の飯を・・」の経験は必要だと思っていたからと、一度教え始めると、長く成長を見届けたくて、長くなったのだと思います。
ソロや伴奏で舞台に上がるほか、レストランやラウンジ、結婚式でも弾く仕事もしました。何十曲も準備しなくてはならないので、楽譜に囲まれていました。

それでも、独立してからの方がずっと大変です😃😃
だれに向けて書いているか、というと、「ピアノの先生」になりたい女の子のためにです。
私の年代の「ピアノの先生」は、レッド・オーシャン。人数も多いので。
ピアノ科が1学年500人いた私たちの時代から一転して、いまは、音大生1学年7分の1です。(我が母校の場合。)
話を戻しますと、転勤で福島を離れていた時に痛感したのが、ピアノの持ち歩きが困難であること。
グランド1台を持っていったものの、一部屋潰れますし、練習できる環境(物件)を探すのは一つの市に、2〜3しかありません。
子どもの頃からピアノと一緒、音大の時は、ピアノとベッドをワンルームに置く生活で、視界にピアノが入らない日はない人間と、
普段の生活にピアノが視界に入ることのない人間が、一緒に住むと、まずピアノは邪魔だと思われます。
たまたま私は、「ピアノが趣味で弾けて、音楽を聴くのが好きな人」と結婚しましたが、それでも、転勤先で、ピアノの楽器の維持は負担だと思われていました。
長いのでまた続編書きます。

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