年の瀬に
今年も、残すところあと3日となりました
今年は、自分のピアノに真剣に向き合った一年でした。
どこまで出来るようになったかは、無我夢中でまだ客観視出来ませんが、音大を卒業後20年の中で、これほど時間を割いてピアノを弾いた時期もなかったかもしれません。
今年一番にお世話になった恩師には、叱咤激励されながら、どれほど多くの貴重な教えを授けて頂いたことかと、感謝の念に堪えません。
まだまだですが、これからも師の教えを宝とし、力強く歩んで行きたいと思います
丁度一年前、受験を控えてのこと、自分の母校だし、受からないとは決して思わなかったですが、今年毎週、師からレッスンをうける為には、確実に受かりたくて、風邪の予防に余念がなかったり、入試の日は、小さな小さなミスでも気にして、ホテルのベッドで早くから毛布にくるまっていたり、大雪で合格通知が遅れるのを、生きた心地がしないで待ったり…、大袈裟ですが、それだけ真剣だった想いを思い返します。
仕事までしないようにして、別科に通っている人も珍しかったですが、私は最初から、師のレッスンのためには、仕事をしながらでは時間が足りないだろうと覚悟していました。
それもこれも、全ては、心から尊敬するM先生のレッスンが受けたかったから。
それは、言葉に尽くせぬ思いです。
私は、先生のレッスンの様子を話している時が、一番楽しそうで生き生きしているように見えると、昔も今も、母や主人から言われます。
先生がもしピアノでなく、別の分野の先生として出逢っていたとしても、私は、先生について行ったと思います。
それだけの素晴らしいレッスンをして下さった先生の、何十分の一か何百分の一でも、ああいった内容のレッスンが出来るようになりたいとも思います。
郡山の生徒さん方には、ご理解頂き、無事もうすぐ修業を迎えることが出来ますのを、深く感謝致します
支えて下さった方々、本当にありがとうございました。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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