「これからも、演奏で感動を与えて下さい!」志茂田さんからのお言葉(後編)
直木賞作家の志茂田さんは、「今回は地味目な服装で来ました」と仰って、会場から笑いがこぼれました。
自作の絵本を6冊、スクリーンを使って、大きな動作で何も見ずに、迫力と情感の込もった聴き応えのある読み聞かせを披露されました!
ぞうの鳴き声やら犬の鳴き声が、とても印象深く、とても心を揺さぶられました。
読み聞かせをやるきっかけとなったのは、ご自身が、初めて朗読をなさった時、清々しい気持ちに、心が洗われた体験からとか。
「読む側と聴く側には、垣根なんかない、感動を分かち合う世界だ」と、心に決められたのだそうです。
感動して泣く涙が、心を綺麗にしてくれる、と講演会で仰っていました。
そういう力が、物語にはあるんですね!
強く印象に残った言葉を書きます。
「本、エッセイ、投稿文、絵本でも、
感性を揺さぶるものがあった場合は、
20年経っても、30、40、50年経っても、感動が残っていて、折りに触れ蘇り、
前を向いて歩こうという気持ちになる。
本から得られる感動が、生きる力を与えてくれる。
きっと力が湧き、復興の素晴らしい源泉となる。」
勇気が大切なこと、
優しさが大切な事、
アフリカで飢えに困っている人がいる事を、
押しつけでなく伝える事が出来る。
人の役に立ちたいと思える子供に、
読み聞かせを通して、感動で大切な事を植え付けて行ける、と思われたそうです。
写真は、一緒に撮って頂きたくて応接室を訪れた時のもの。
志茂田さんは、「先程は有難うございました。これからも、演奏で感動を与えて下さい。」と、心に染み渡るお言葉で、握手の手を差し伸べて下さいました!
演奏後に、出番前の志茂田さんとすれ違った時、
「サインは、先程書いておきましたよ♪」と仰って、
スラリとした出で立ちで、舞台に向かわれました。
さすがにオーラがありました!
奇抜なファッションは、例え被災地を訪れた時でも、人は、明るいものパッとした色彩を喜ぶものだからだそうです。
この度は、中央図書館と、郡山教育振興会「水と緑のまち読書ネット」の主催でした。
まさに、復興元年の新たなスタートにふさわしい、意義深いイベントでした。
これからは、まさに心の時代ともいえるでしょう。私はやはり、どんな時でも、心の存在を意識して生きていたいと思います。
あっちゃん、こんばんは。
志茂田さん素敵ね。
『感動して泣く涙が心を綺麗にしてくれる』って、
本を読んでも、絵を見ても、景色を見ても、音楽を聴いても共通して言えることだね。
私も、音楽を教えるのに、心も一緒に育てていきたいわ。
私も生徒と一緒に・・・。
みちこちゃん、おはよう!
コメントありがとう♪今日から6月だね。
みちこちゃんからのコメント、感動して読んでいたのに、すっかりご返信が遅くなってしまって、ごめんね!
ほんとにそうだよね、本に限らず、何か感動に逢った時に、なぜか涙がこぼれるし、そのあとは、すっかり浄化されていくのを感じるよね(*^^*)
不思議!
心って、大切だよね!
生徒さんと一緒に、心を育てていきたいというみちこちゃん、素敵!!