子ども向け音楽史で、私の好きな本

子ども向け音楽史の本は、色々良いのが出てきていると思いますが、案外少ないですよね。
私の好きなのはこちらbook.gif

伝記 世界の大作曲家 15人の偉人伝」(学研)
マンガになってはいますが、中身の筋が詳しいので、ストーリーとして把握しやすいのです。15人分ですから、12ページ位ずつで短いです。
しかも、(相場のお値段なのに)CD付きnotes.gif!年表が挟まれている場合もあります。

私は、音楽史は、あれこれ色んな本を読み途中にする前に、まずは一編を読了し、しっかり筋立てて把握してしまう事が大事だと考えます。(その後、読むものを広げていくのは良いと思います。)
断片的にhairsalon.gif、「バッハはカツラ…」辺りのエピソードから興味を持っても良いとは思いますがsweat01.gif、普通の伝記と同じ様に、どんな一生を送ったのかの全体像は、ぼんやりとでも流れで把握した方が、物語として記憶しやすいicon_rolleyes.gifと思うからです。

例えば、野口英世にしても、左手を1歳でやけどし、指はくっついてしまったけれどrock.gif、その後、アメリカ帰りの医師の手術があったからこそ、医師を志すきかっけとなった…など、何かを志す、何か行動を起こすには、その前に「原因」が存在します

以前、このCDと、他の絵本のCDを使って、バッハの紙芝居読み聞かせの時にBGMにしましたnote.gif


こちらは以前、ウェブデザイナーの神尾さんに作画を依頼した紙芝居です。

なぜ、バッハが写譜を月明かりでしたのかnight.gif…、とか素朴な疑問を持ちながら、生い立ちから晩年まで、大きな全体像に近づいていくと、しっかり頭に記憶されやすいのではないかと思います。

きっかけとしては、こちらも面白いです。

しょうこ先生にお願いした生徒さんがおりますのでicon_razz.gif、音楽史の調べ学習に当たってmemo.gif、私なりのポイントをお伝えしたいと思った次第ですhappy01.gif

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Filed under: ピアノ教育,,音楽史 — 11:57 PM
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7 Comments »
  1. あっちゃん♪

    バッハの紙芝居かわいい~♪
    譲ってください。販売したら欲しい人が殺到する
    んじゃないでしょうか。バッハの人生って子供に
    説明するのなかなか難しいのよね。

    ベートーヴェンはわかりやすくて、マンガを置いておくと、「耳が聞こえなくなったんだよね。」とか
    発表会で特集するよ~って伝えたら、
    「ベートーヴェンと言えば、運命とか第九とか。」とさらりと出てくる6年生がいて嬉しかったです。

    紹介の15人の偉人伝も音楽史の全体像がつかめていいですよね。ドビュッシー、ブラームス、バルトークなど1冊のシリーズでは出版されていないような作曲家も登場して。
    でも、ストーリー展開が早くて、心情などが細かく描かれていないので、やはり1冊に1人の作曲家の方が面白いといっている子もいました。

    コメント by Glueck♪グリュック — 2012年3月25日 5:00 PM
  2. グリュック先生(かめちゃん♪)、ありがとうございます♪
    バッハ紙芝居お気に召されましたか^^
    実は、制作時に、神尾さんと、「販売出来る様になったら良いね」と盛り上がったんですよ!
    面識ある方にはレンタルしても良いと考えた時もありましたが、パネルに特殊な薄い紙が貼ってあり、もろいので、あまり色々な場所へ転々とすると、紙が剥がれてしまいそうなの^^:(今も少々ヤバい)
    紙のことを直せば、販売出来るかも〜?!きゃー。

    でも、かめちゃん、お気をつけあそばすのなら、お貸ししますわよ〜(*^^*)後ろの文は、私が書いていて、長めだから、幼稚園生には大変だけど、小3頃からは、かなり喜びますよん♪

    かめちゃんも、この本読んだのね!
    一冊一作曲家の方が確かに詳しくはあるね。
    その6年生の生徒さんみたいに、さらっと語ってくれると嬉しいよね!わかる〜^^

    コメント by あつこ — 2012年3月25日 11:23 PM
  3. 敦子先生
    自分は正直なところ、作品に触れることは好んでも、作者にはそれほど興味を惹かれる事は有りませんでした。
    ですが、紹介くださった子供向けの本でしたら、自分でも読むことが出来そうです。
    これからもブログを通してのご指導を楽しみにしています。
    頑張ってくださいね♪

    コメント by nano — 2012年3月25日 10:48 PM
  4. nanoさん、有難うございます!
    確かに、(例えば)ショパンの曲の美しさを、その人生と重ね合わせるには、一見難しいなあと、私も今、一瞬考えらせられました★
    私は、曲を弾く時、必ずその時期の作曲者の状況を調べる訓練を受けたので、益々興味を持つ様になったのです(*^^*)
    このマンガは、文は多いですが、4人のマンガ家さんが描いていて、ドビュッシーの絵を描いた人のは、可愛い感じで好きなんですよ〜。
    私は、「音楽史の旅」のドビュッシーを書く時、ストーリーが面倒になって、このマンガで把握した位(笑)ですから、簡潔にまとめられているのは良いですね♪
    nanoさん、サンドの話に興味持っていませんでしたっけ!?「作曲家には興味なかった」方に、興味を持って頂ける様にするのに、燃えます(爆)
    これからも書くので、どうぞ応援して下さいね^^♪

    コメント by あつこ — 2012年3月25日 11:41 PM
  5. 私もこの本注文しました。これは非常にコンパクトでいいですね。うちの娘に読ませようと思っています。学習漫画ってものすごく頭に入って、うちの娘などの場合は、本よりもずーっと定着が良いんです。私も呼んでいていろいろ発見が(というか不勉強でしらなかったことが!!)ぼろぼろあります。CDも使えますね。

    コメント by Mime Yamamoto — 2012年4月3日 11:22 PM
  6. 美芽先生!有難うございます!ここにコメント下さった事に気付くのが遅くなり、大変申し訳ございません。
    この本、ご注文されたのですね!お嬢さん、進研ゼミのピコピコ♪を楽しそうになさっていた様に、この本も読み進められると良いですね♪
    「英語できるもん」を拝読して思いましたが、美芽先生の、お子さん達への家庭教育は、本当に素晴らしいと思いました。色々考えて色々試しながら一緒に喜ばれたり、まさに理想的なお母様です。さすがに、教育を専攻なさって学ばれ、教員の経験がおありになることなども、きっと、良い先生だったのだろうなと、本を読みながら考えていました。

    コメント by あつこ — 2012年4月4日 9:23 PM
  7. […] 代の出来事に、ロマンを感じます。 「子ども向け音楽史で、私の好きな本」 http://www.perle-piano.net/wp/?p=25976 「ナポレオンとベートーヴェン」 http://www.perle-piano.net/wp/?p=6988 「徒労に終 […]

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