2011年9月5日
歌は、どんな時に歌いたくなるのか
先日、歌の上手な(筈!)の幼児さんが、レッスンではまだ歌声を聴けないでいる事から、「人が、歌が歌いたくなる状況」について考えてみました。
その生徒さんは、お家では一人でも良く歌っているといいます。
でも、その気持ちってわかる気がします。
「歌」って、本来、個人的な行為なのではないかと。
嬉しい事が有った時、自然に鼻歌を歌うことや、何かしらの感情で、自然に歌が湧き出て来たり、そんな経験、きっと皆さんありますよね!
ひとに聴かれる事を念頭に置いていない時こそ、はっとする様な音楽性のある歌声が出た経験がきっとある筈♪そして、そんな時は、大抵上手に歌えるものです。
抵抗があったのは、思春期などが最たるもので、私は、中学位の時、ほんの一時期ですが、流行の歌とかを口ずさむのが嫌だった時がありますね。。
何かこう、「ピアノ習っているのに、もし音程外れたらやだな…」みたいな(笑)
自意識が邪魔をすると、せっかくの「うた」が流れ出なくなるのは、ピアノなど楽器、文章、表現に関することは、同様では無いかと思います。
幼児さんがそうなのは、早熟ということで、きっと内面では大切なものが育っているのでしょうね。
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