バルカローレ
私が次に弾こうとしている曲は、ショパンのBarcarolle(バルカローレ)op60です。
大人の生徒さんから、「好きな曲」について書くリクエストを頂いております。
フォーレやドビュッシー、ベートーヴェンの後期のソナタや、コンチェルトの4番(昔は、5番の方が好きでしたが)、モーツアルトのヴァイオリンソナタ…、まだまだあるのですが、またレッスンの時にお話ししますね。
曲が、自分のものになるかにも「時機」って、ある様な気がします。
好きで、弾いてみたいなあ〜と思っても、弾いてみたらしっくり来なかったり、まだ手に負えないなと感じたら、それはまだ弾く「時」が来ていない…。
例えば、ショパンの場合など、ものすごく1つの曲の作曲に時間を費けて、更に推敲に推敲を重ね…作られています。バッハや、モーツアルトなどは、作曲が速い方ですが、それでもやはり練られて作られていますよね。天賦の才の上に、計り知れない努力があってこそ、大作曲家となるのでしょう。
弾くほうにも、相応の準備が必要になりますね。
人生の中で、真に取り組める曲の数というのは限られているので、私は20年越しで棚上げにしている(それ位、時機が来なかった)バルカローレを、今年こそちゃんと弾ける様にしたいと、いつも譜面台に置いてあります(笑)今度こそ!
幸せな配色のバラを、昨日男の子の生徒さんのお母様に戴きました♪お庭に咲いた大切なバラ、ちょうど見事な咲き具合のお花を、切ってきて下さって有難うございました。そのお母様の優しいイメージにぴったりのバラのブーケ、色んな角度から眺めて、色彩の妙を楽しませて頂いております。崩れた擁壁を取り去った際、庭も全て無くなってしまったので、バラの香りを思い切り吸ったのは久しぶりで、嬉しかったです。
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