リハーサルで気をつけてほしいこと
今日は、レッスン前に、知人からの頂き物を器に盛り、無理やりにも、ホッとする時間を作ってみました☆
リハーサルが数日後に迫りました。
みんなの音が、会場でどんな響きを出すのか、出入りはスムーズに出来るだろうか、トータル時間は予定とどの位差異が出るのか…色々とドキドキです。
リハーサルでは、会場のピアノに慣れる以上に、その空間での音の響き具合を掴むことが大切です。
自分の番になるまでにも、しばらく聴きながら、『どんな風に出した時に、音が広がっていくのか』『うしろの席からだと、音はどの位聴こえるの?』どんなことでもいいんです、「空間」をよく感じて、その中での音の出し方の手応えをつかめるように、会場をうしろや前に移動したりしながら、考えていて下さいね。
その日が発表会でもいいって位に練習して臨み、本番と同じような状態で、且つ、これから変えれる柔軟性も残しておいて下さい。
会場のピアノで自分が弾く事も、勿論リハーサルですが、お友達のピアノを聴きながら、色々考えることも、リハーサルの意義があります。
『あの人は、どうしてあんな風に響いているんだろう』『あの子は、今イチ、音が通らないんじゃないかな』『表現を豊かに弾く人は、どこが違うんだろう』『何を考えて弾いているの?』『腕はどんな風に使っているの?』など、原因と結果を考えながら、興味を持って、他の人の演奏を聴くのは勉強になります。
だって、自分の演奏だけは自分が客席から聴く事は出来ないのですから…。
待っている間は、ぜひ、ただ待っているのではなく、緊張しているだけでなく、何かを掴んで、それを自分の番の演奏に活かして下さいね。
帰ってからも、その響きや感覚を持ち帰り、家の部屋の空間とピアノでも、会場をイメージしてどんどん膨らませていって欲しいと思います。
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