すべて自由…は、子どもたちのためにはならない
問題・課題はみんな違う〜苦手別克服法
生徒さんの新作♪
「やさしいピアノのせんせい」になる夢を持つ、年長さんの絵です
グランドピアノの蓋のくぼみ、向きも合っているのも感心ですが、
目には見えない「音」を描いたのも、秀逸です
ピアノの周りにただよう、たくさんのカラフルな八分音符。よく観ると、足が四分音符に!
音は、言葉よりも雄弁。むしろ言葉では表現できないものまで表すことができますね。
このお子さんが、どうしてピアノの先生になりたいと思ってくれたのかは、わかりませんが、みんなそれぞれ、時間をかけて、自分の持つ才能を最大限に磨きをかけ、自分を表現していってほしいです。
私は、この女の子を、母校の新校舎に連れていって、お母さまとご一緒に、学食のスエヒロのレストランで「レッスンどうだった?」なんて話すのも、夢のひとつになってきましたよ
はじめて半年の生徒さんたち、ものすごく伸びています!
山本美芽先生の新刊と、ピアノ教本シンポジウム(4月末)
バイエルで育った時代から20〜30年を経て、今や膨大なピアノ教本が出版されています
特徴を理解し、生徒さんに応じて的確に教本を選ぶことも、私達指導者の大切な役割となっています。
音楽ライター山本美芽先生の待望の新刊は、多彩な教本のひとつ一つを、見開き2ページずつ解説されているわかりやすいガイドブックとなっています!
各楽譜で覚えられる音域や、コンセプトが一目でわかるように記されています。
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さかのぼること4月21日の、カワイ横浜さんでのピアノ教本シンポジウム第3回でのことです。
山本美芽先生がモデレーター、三輪昌代先生、古内奈津子先生のお三方が講師をつとめられるシンポジウム、とても画期的で私は3回とも桜木町まで足を運んでおります
前回(12月)は、教本選びについて、「核となるカリキュラムを自分なりに作る」ことを学びました
今は、複数の教本を持たせて楽譜を読む力をつけるのが主流なようです。
第3回の4月は、体験レッスンのデモンストレーションが、生徒さんのタイプを4つの事例にわけておこなわれました。
三輪先生
美芽先生(中央・保護者様役)、古内先生(右)
生徒さん役は、参加者の先生方や、カワイの営業マンさんが!
どの先生方も、大変研究していらっしゃり、豊富なご経験に基づいた見解が目から鱗の、見事なご指導ぶりでした
幼児期によくある特徴で、一見困ったことにみえても、長い目で見て長所を伸ばし、受け入れられないことのないようにしたいと思った心強いメッセージ性のある素晴らしいセミナーでした