バルトークのセミナー


生徒さんのお母様が、丹誠込めて育てられている優美なバラを、頂きました。

バラって、色と香りに共通点がある様に思いますが、こちらのバラは、ロマンティックな香りがしました。

〜〜〜〜

清川 美也子先生のバルトークのセミナーが、木曜にありました。

バルトークの生涯や、ミクロコスモスについて、そして、バルトーク自身の演奏CDなどを聴きました。

「ミクロコスモス」の教育的効果の高さには、私も、以前より注目し、レッスンでも一巻なら取り入れていた頃もありました。

ライセンス版の高めな価格から、内容の音楽教育的価値をご説明して買って頂くのも次第に重荷となり、近年はレギュラーで使う事も無くなっていました。。

この度の版は、全6巻を、上下2巻にまとめられた¥2,000以内の価格です。

講座では、ハンガリーの初等教育に、音楽教育がものすごく盛んに取り入れられ、将来的に知育に多大な良い影響を及ぼしている〜要は、頭が良くなる〜事例に、納得しました。

ミクロコスモスを、ソルフェージュの様に、歌いながらリズムを叩いたり、リズム変奏をしたりする使い方も、有益だそうです。

バルトークは、「ルーマニア民族舞曲」など、インパクトのある人気曲もありますが、「ミクロコスモス」は、対位法を学べるにもかかわらず、一般的に「あら、いい曲ね」という馴染みやすい類いではないため、その価値をどう伝えて、レッスンに取り入れていくかは課題です。

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4 Comments »
  1. バル様の話がここで出るとはびっくり!私の大学院の指導講師はバルトークの研究家だったんで「バルトーク 民謡を「発見」した辺境の作曲家」という本を出してます。

    研究計画書の提出期限の時にハンガリーに行ってて捕まらなかったんです。焦りました・・。

    バル様の研究は2年しました。出た答えは「わから~ん」です 笑

    コメント by みかんぴあの — 2010年6月19日 9:16 PM
  2. みかんぴあの先生、コメント有難うございます。

    そうだったんですか!
    それにしても、研究計画書提出の時に、ハンガリーに行かれてしまっていては、焦った事でしょうね(笑)
    指導教官の先生の、バルトークへの熱の入れようの垣間みれるエピソードですね。

    検索して見てみましたが、興味をそそられるご本ですね!

    コメント by admin — 2010年6月19日 11:08 PM
  3. うあはっは!焦りましたよ、ほんとに。帰国が未定だったので「それじゃ締め切りに間に合わん」と(笑)

    伊東先生はミクロコスモスの楽譜も出してらっしゃいますから、また検索してみてください。春秋社版のでしたら山崎孝先生の解説をされてます。

    コメント by みかんぴあの — 2010年6月19日 11:38 PM
  4. 楽譜も出しておられる様ですね!
    帰国が未定になる程、ご研究熱心なんですね〜。

    ミクロコスモスは、ブージー & ホークス社の日本語付きしか知らなかったですが、これを機に、ドレミ出版、春秋社、音友と、
    色々ある事を知りました。

    みかんぴあの先生、ありがとうございました。

    コメント by admin — 2010年6月20日 1:49 AM
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