和の心〜日本情緒の風物詩〜
まだ松の内ですので、たまには「和」の話題を。
新年は、世界のどこにいても迎えるものなのに、日本のお正月飾りは、赤に金色のお目出度い色の組み合わせや、日本の和の美意識で固められたものばかりって、何だか面白い気がいたします。
でも、生活の中に、日本の文化を感じる時…それはお正月ならではです。茶の湯でもやっていない限り、こんなに和の情緒に浸れる季節も滅多にあるものではありませんね。お正月は、やはり「原点に立ち返る」気持ちが致します
おせちを入れる漆りのお重の美しさには、クリスタルの様な輝きとは違った、抑制された美しさがあります。これは、謙譲の美徳にも通じる和の心を喚起させます。
お雑煮も、この時期ならでは!普通のお雑煮の他、会津のこづゆ風に具を細かく切ったものなど、日によってアレンジを楽しみました。七草粥ももうすぐですね。
お年玉の風習は、子供達に取って、楽しみでしょう!
羽子板や凧は、私が子供の頃は、かろうじてお正月の風物詩にありましたが、もうすっかり古き良い時代の風習として、絵柄に残っている位ですね。。
そして、着物!着た後の始末が大変面倒にもかかわらず、この時期は着たくなってしまいますね〜
ウイーンフィルのニューイヤーコンサートの中継でも、いつも、着物の方をちらほら見かけますが、西洋の金髪碧眼の人々(そうでない人もいますが)に混じっての日本人の和服姿は、本当に目を惹きます。素敵ですね。(会場に着くまでが大変だとは思いますが。。。)
[都合により、ブログの次回更新は、来週になります]
__ここからは、教室のお知らせ__
さて、1月のレッスンでは、音楽カルタ取りをしますので、生徒さん方は、音楽用語(fやpなどの強さを表すものや、速さを表すものなど)を復習しておいて下さいね。この3学期は、「La Dictée en Musique」というソルフェージュ教材を使って聴音をしますので、五線紙も持って来て下さいね!そして、テクニックの強化(!?)をはかる期間ともなります
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