2016年10月31日
春に告げて、今まで残ってくれました。
甲府の保護者さま方に、私の移動を告げたのは、春でした
なのに、これまでずっと、皆さん残ってレッスンを受けて下さったことに、とても感謝しています。
11月も、ぎりぎりまで、通ってくださいます
こちらの生徒さんは、ひと足お先に次の先生にバトンを渡しました。
次の先生に、「習って1年のわりには、弾けるわね」と仰って頂いたとか!それもその筈、私の愛情の賜物ですから
どちらかというと照れ屋さんなのに、最後に心から湧き出るように「ありがとうございました!」と言ってくれた真剣な眼差しは、忘れることが出来ません
甲府の、7畳半のピアノ室
ピアノを弾ける環境をと探し、ここを選び、
最初の1年半は、別科の研鑽があったので教室の募集は一切かけず、真剣に自分の音楽と対峙する場でした。
次の1年9ヶ月は、愛らしい生徒さん達と共に、音楽の芽を育む場所となりました
お問い合わせは結構頂きましたが、お引き受けできる人数を制限しており、タイミングと縁のあった生徒さん方を、大切に大切に育てて参りました
定住しないことで、いつか訪れる別れを、毎回のレッスンで「あなたをとても大切に思っています」と無言の内に伝えることで、幼き日のピアノの思い出を良いものにしたいと発信し続けてきました。
レッスンへの準備は入念に行っていました。
生徒さん達は、よく応えてくれ、毎週楽しく過ごさせて頂きました。
甲府でも、私をピアノの先生にしてくれた、愛する生徒さん達、ありがとうございました
なかなか離れる実感が湧きませんでしたが、11月を目の前に、あと少しの期間、何が出来るか、精一杯がんばります
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