杉山真衣子さんのピアノリサイタル

1月30日に、ルーテル市ヶ谷にて、杉山真衣子さんのリサイタルに行って来ました。
文京区白山で、B.P.Music Studio 杉山真衣子レッスン教室を主宰されていらっしゃいます。
バッハ:トッカータGdur、シューマン:交響的練習曲、ドビュッシー:前奏曲第2集での素晴らしいリサイタルでした![]()
作曲家別の弾き分けが見事で、バッハからシューマンに変わった時など、ハッとさせられるロマン派の感情の昂りと、伸びやかなメロディーの歌わせ方、シューマンの濃厚な官能的とも言えるハーモニーの響きにゾクゾクしました
好きな演奏![]()
終始、気持ちの良い美しい音で
、スケールの大きな演奏を豊かに紡がれた真衣子先生。
何を弾かれてもブレのない、格の高い演奏でした。
厚みのある、線の太い響きは、まるでルービンシュタインのような明るい音色で、ウナ・コルダの、ベールのかかったような柔らかな音や、トリルなど装飾的なパッセージのリズムのキレの良さも光っていました![]()
低音部の生き生きとした動きも見事でした。
媚びずに、真摯に音楽と対話しながらピアノに向かわれていて、楽しんでいるご様子がこちらも楽しくなってしまう、素敵な演奏会でした。

前半と後半で、ピアノをスタインウェイからベーゼンに替えられたように、ドレスも替えられたのですが、お母様の着物をリメイクされたというドレスは、曲に大変合っていて、後半のドレスは、ドビュッシーがその場に居合わせたなら、さぞ喜んだだろうという様な、クリーム地にオレンジのモミジ、マーメードシルエットの切り返しで柄の変わる美しい演出でした。
テクニックも見事で、音楽に温かく熱いものが伝わって来て、共感を寄せながら聴き入っていました![]()
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こういう演奏の出来る先生の元で学ばれる生徒さん達は、さぞかし得るものが大きいであろうと思います。




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