2015年12月5日
音楽は心の栄養
12月に入り、幼児さんや低学年さんのレッスンには、クリスマス風リトミックを取り入れました
小さい子ども達は本当に発想が豊かで、こちらが思いもかけないような面白いことを考え出してくれるので、レッスンは笑いが絶えないです
サンタさん役になったはずなのに、なぜ白い犬のぬいぐるみを顎の下にぶら下げているのか(一瞬?)と思っていると、おじいさんの髭だったり、ミカンのマラカスがトナカイの鼻になっていたり、一つひとつは思い出せない位、沢山のアイデアが詰っている子どもたち!
2拍子の指揮を、車のワイパーみたいだと言って、両手を使ってきっかり指揮してくれた年少さんもいます。
楽しいと、「もう一回、もう一回!」と何度でもやりたがる笑顔を見て、こちらまでウキウキして来てしまうのです。
こんなに外は寒くても、音楽で家の中はほっこり温まる。
クリスマスの曲は、あたたかいものが多くて、音楽が人と人の気持ちを結びつけてくれたり、気持ちを高鳴らせてくれたり、つくづく、音楽の目に見えない力を感じます。
小さい生徒さんが、まだはじめたばかりの頃、引き出しを少しでも増やしてあげたいと、せっせと、お花に太陽の光や、水や養分を与えるように様々なアプローチをすると、今度は生徒さんの方から、それに応えてくれるだけでなく、自分からも積極的に心から発信するようになって来ます。
音楽を介した、年齢を超えた双方向の繋がりは、ピアノレッスンの醍醐味です。
音楽の持つ不思議な力を改めて認識する日々です。
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