手の疾患について

私のことですが、左手の甲の一部分(人差し指の下)に、ピリッとした痛みがあり、左手を休めて10日ほど経ちました。
今は、左手の練習を休んでいるわけですが、それまで1ヶ月間も、痛みがあるのを我慢して(というか黙って)練習してしまっているので、そうすぐには治らない様子です

いわゆる腱鞘炎かもしれません
これまで、発表会のプログラムのワープロ打ちで、慣れない頃に手が痛くなったことはあります
ピアノの練習で、痛くなったことはなかったので、よほど張り切って不必要な力を入れて「指の訓練」に時間をかけてしまったと、力は入れたそばから、すぐに抜くということの重要さをひしひしと思い知りました。

今は、右手だけ練習しています。温めて揉んだりしていますが、回復といった所まではいきません。
早く治りたい思うように左手も練習したいと、うずうず、じりじりとしています
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手は、まず、なにより休めることが、一番の治療とも聴きます。
手の専門の病院というのは、本当に少ないですね
都内まで行かなければならないと思うだけで、遠いなあと思ってしまいます

「持つ」「握る」「掴む」など、手の動作を伝える漢字は、400種類以上あると言います
その分だけ複雑で、整形外科に簡単にかかった位では、原因も対処法も根本的には…と、まだ足が向きません。[後記 7/20:  その後、病院に行って来た所、腱鞘炎の治療をして下さり、やはり診断をきちんと仰ぐ大事さを実感しました。使わない様に、テーピングもして頂きました]
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指の拡張の少ない、比較的かんたんな曲を選んで、弾いてみたりして思いましたが、どんな曲でも結局は、手や指に不自然な動きが出て来て、負担がかかっているということに気づきました。
一見、容易そうに見えても、決して手にとっては、楽な動きのものは少ないです。
曲を素敵にしようとすると、どうしても広げたり、多く掴んだり、速い動きのあるものを作曲してしまうのでしょうか

でも、手が痛いというのは、ピアノを弾く人にとって、「力が抜けきれていない」証拠のようで、格好悪いので、なかなか直視したり、公言出来ないことかもしれません。

シューマンは、器具を使って練習し、初期の頃に手を痛め、ピアニストを断念しましたね。
ベートーヴェンは、耳の病ですが、周りに隠すために、大変な葛藤があったと知られています。

治すのも、試練の時!
う〜ん、早く治したいです!!

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明野のひまわりが、早く見頃にならないかな〜♪

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4 Comments »
  1. こんにちは。ピアノを奏でるには指の動きは大切ですね。ちゃんと治るまで待つのが得策です。「やりたい事が出来ない焦燥感」 これからの音楽生活に人間的深みを与えると感じます。最後になりましたが、ツィッターのフォローありがとうございます。

    コメント by 春緒うるま — 2014年7月17日 6:18 PM
  2. 春緒うるま様

    コメントを有難うございました。
    やりたいことが出来ない焦燥感。あまり焦ると、よけい良くない結果を生み出してしまいますね!
    気をつけて、大切に過ごします。
    ツイッターは、ちかごろは、やっていないのです^^:

    コメント by ペルル — 2014年7月18日 10:01 AM
  3. 先生初めまして。
    けやきピアノ教室です。

    明野のひまわりを私も毎年見に行っているので
    思わずコメントしてしまいました。
    夏の八ヶ岳、いいですよね。

    腱鞘炎、お大事になさってくださいね。
    私も一時期あちこち痛んでストレッチやグーパーをいちいちしないと練習できませんでした。

    コメント by keyaki — 2014年7月18日 7:55 AM
  4. けやきピアノ教室さま
    先生、初めまして!コメントを有難うございます!

    明野のひまわり、毎年見に行っていらっしゃると伺い、ますます行きたくなりました。
    私は、まだ行ったことがないのですが、すごくいいと聞き、山梨のNewsなどでも、少し咲いた様子を見て、今年こそ行こう!と思っていたわけです♪
    八ヶ岳の方向だとも知らず^^:いいですよね、八ヶ岳♪

    腱鞘炎のことも、ありがとうございます。
    ストレッチやグーパーですか!
    ですよね、これだけ手を使って何もケアしないのって、ピアノ以外、スポーツとかではありえないですものね。
    大切にします!

    コメント by ペルル — 2014年7月18日 9:05 AM
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