もう一歩、踏み込んだ練習を!

写真

昨夜は、大雨や雷と、すさまじい夜でしたrain.gifthunder.giftyphoon.gif

ピアノを習う、子供さん達のお家での練習について、今日は少し書いてみますflair.gif
[陥りがちなこと。]

ある程度の期間をかけて、曲に取り組むので、講師は、練習の意義のある曲をと思って選曲します。
すると、(練習不足の場合、)

譜読みが苦になり、楽譜の音をただ弾くので精一杯になる。→音を聴かないので、響きが悪くなる。

小パーツで記憶して弾こうとするので、下(手)を見ていて、楽譜を見ない。→曲の流れがなくなる。

どちらかというと、「積極的に弾く」というよりは、手取り足取りの受身的な演奏が目立ちます。

そこを一歩踏み込んで、

・練習のめあてを決めるsign01.gif

○音の響きを徹底して良くしようとする!→上(前)を向いて、腕の高さも低すぎず高さを保ち、手首が固まったりしないようにする。鳴っている音に、ひたすら耳を傾けるear.gif

○「指使い」を、『守らなくても良いもの』から、必ず守って、指が回りやすくなることに気付く。

○面倒でも、少しずつ時間がかかっても、音符をきちんと読んで弾けるようにする。

これらのどれか一つでも目標を定めて、「楽譜の音を、鍵盤で音に出す以上のこと→演奏」を心掛けましょう!

バッハなどバロックの場合は、細切れに無理に両手を合わせるよりも、まず先に、各声部(片手)が、さいごまですらすら流れて弾けるようにしましょう。

速いパッセージのある練習曲は、レッスンの時だけでなく、お家でも、リズム練習など、指の敏捷性を高める努力に注意を払ってみて下さい。

お家での練習の際、お母様方には、お子さんの、音の響きが少し良く無いなとお感じになったら、客観的に感想を言ってあげて下さい。

ぎこちない部分で、難航していたら、「そこは、片手で弾いてみるといいんじゃない!」など声かけしてあげて下さいねhappy01.gifnote.gif

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村

Filed under: ピアノ教育 — 2:48 PM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA