横山幸雄氏公開レッスンから、ピアノリサイタル終了までの10時間!


1月4日、彩の国さいたま芸術劇場で行われた、ピアニスト横山幸雄先生の公開レッスン(11時〜)及び、門下生若手ピアニストの競演(公開リハーサル16時〜、競演17:30〜)&同じ曲目による横山先生ののリサイタル(19:45〜)は、ほぼノンストップで行われ、驚異的な豪華イベントでした。それが4000円で聴けるなんてあり得ないです!

さいたま音の葉ステーション代表の永瀬まゆみ先生のご尽力により実現したこの企画、新春早々、素晴らしすぎました!
公開レッスンは、小6でバッハシンフォニアやモーツアルトのソナタK570、高学年や中学生のドビュッシー「子供の領分」中3のショパンのスケルツォ2番や音楽専門の高校生以上など各30分ずつ。最初からずっと聴きました。

会場の広さを意識させる所から始まりました。

横山先生のレッスンは、的確かつ具体的で演奏家ならでは。弾いて示して下さるし、出来るまで丁寧に、簡潔に言葉を選び伝える能力にも非常に秀でておいでで、生徒さん達は、みるみる変わっていきました。
まるでマジックを見ているみたいです!どんな曲でも、具体的方法論で頭に入っていらっしゃいます。

本当はこうあるべきなんだ、と強烈に思いながらも、あれだけ弾けるトップレベルのピアニストは、日本では数える位ですので、せめて爪の垢ほどでも吸収したい!と、貪欲に聴きました。納得のいく音楽の完成形に向けて、宝の山のような、レッスンのコメントの数々!

少し長期的な問題点があるかなと思われる受講者さんにも、横山先生の一言一言で、演奏が良く変わって行くのです。
こういう場合、受ける側にも心構えがあるのでしょうけれど、10時間続けて、お疲れを見せない、1歳上の横山幸雄先生の超人的パワーには、ただただ敬服するばかりでした。さすが、ショパン連続演奏でギネスを更新された世界的ピアニストです!

(ここで、改めてご紹介すると、ショパン国際コンクール 第3位のご経験や、辻井君の先生!とも触れておきます。)

ご自作の連弾曲(初演)「カルメンの誘惑と幻想」では、超絶技巧もさることながら作曲の有り余る才もまざまざと魅せられ、そういえば、ヤマハさんのJOCにご幼少の頃出演なさっていらしたなということも思い返しました。

21時過ぎの終演後、横山先生や出演者を囲んでの打ち上げに参加出来る機会に恵まれ、チーム郡山(笑・私と、趣味でピアノを弾く夫)は自主的に壁の花(?!)を決め込み、それまでの食欲も満たしつつ、演奏者の素顔に触れるまたとないチャンスを、ありがたく堪能させて頂きました!それでも音の葉研究会メンバーに混ざって、横山先生との写真に無事入れました♪♪

レッスンのあり方に、憧れと尊敬のモデルをしっかりと示して下さった、希有なまたとない機会に感謝しながら、これからのレッスンについて向上する方法を考えていきたいと思います!

私も私の生徒さんも、上達する一年でありますことを願って!

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