無理しない弾き方、生き方

先日、音楽ライターの山本美芽先生から、お見舞いのお電話を頂いた際、ふとした事から、先生が月曜に行かれたという、古屋晋一さん(「ピアニストの脳を科学する」の著者)のセミナーの話題に話が及びました。

難しすぎる曲は、手の形にも無理がたたるし、やはり負担がありずぎても結局は上達しないとの事。

いつも私が、師匠から、難しすぎる曲を選ばない様に言われている裏付けともなり、合点が行き、腑に落ちたのが印象的でした。

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Filed under: ピアノテクニック — 3:32 PM
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6 Comments »
  1. ペルル先生、ご退院されて何よりです。
    どうぞお大事になさって、お過ごし下さいね。

    声楽の場合は、
    自分の声帯に合った
    声域・キャラクター性の曲を選びます。

    無理しますと、
    世界にたった一つの楽器を
    壊してしまうリスクが高いからです。

    お師匠様の教えは、
    とても理に適っていらっしゃると感じました。

    明瞭な記事執筆、ありがとうございます。

    コメント by ヤヨイ — 2012年12月1日 2:21 AM
  2. ヤヨイ先生♪

    先日は、素敵なコメントを有難うございました!ご返信が遅くなってしまいすみません。
    おかげ様で、身体も大分普段通りになって来ました♪

    声楽の場合は、声帯に合った曲を選ぶ事で、無理なく楽器(声)を生かしていくのですね!
    なるほど、そうですね!

    ピアノの場合も、性格のみならず、手の問題も考慮して選曲…自然にやっていることが、改めて思い返すと、大きな意味のあることなんだなと思いました^^

    有難うございます♪♬

    コメント by ペルル — 2012年12月3日 4:34 PM
  3. ペルル先生、こんにちは。

    無理をせずに自分のレベルなどに合った楽曲を選曲する事においては、同感です。私自身は思春期の時にピアノを辞めてた時期があり、高1になってから全てを再スタートした者です。そのため、自分で作曲したもの及びピアノの課題曲などは、テクニック的には易しい(?)と言われるものが中心です。

    私は過去に、音楽とは無関係な作業場でのアルバイトをして、腱鞘炎のバネ指(右手3の指)になってしまいました・・・。また、ピアノ演奏法でも今では禁止されてるハイフィンガーでやっていたのも、一部ありましたね。

    今では、16分音符のAllegroのパッセージが美しく弾くのが難しいので、メロディーラインがなだらかでテンポが落ち着いたものを中心に選曲しております。

    コメント by aoippe1012music — 2012年12月4日 12:07 PM
  4. aoi1012music先生

    コメントを有難うございます♪遅くなって申し訳ござません。
    そうですね♪状況にあった曲を選ぶのはとても大切ですよね!

    小さい頃の訓練がご立派だった方の、よくまわる指などをみていると、その頃のことを後悔したりもしますが、やはり今できる中で、より良くなる様選んで行くしか無いと思っています。

    お指、大変でしたね…。先生は作曲もお出来になるので、これからも美しい曲を沢山作って下さいね!

    コメント by ペルル — 2012年12月6日 9:09 PM
  5. 「難しすぎる曲を選ばない」というのは同感です。
    私は音楽学科ではなかったけれど、いちよう、学校でもピアノのレッスンがあって、そのときに先生がレッスンで弾かせていた曲はその人が弾けるレベルよりも1~2くらい下のものでした。
    ツェルニー50が弾ける子ならツェルニー30くらいでした。ソナタを弾いてる子でブルグミュラー25、ソナチネが弾けても、バイエルです。もちろん、ツェルニー40や50が弾けるグレードもあったことはあったのですが、
    無理せずに表現力を上げることのほうが目的だったようです。
    そのときは「最初はこんな簡単な曲じゃなくても弾けるのになんで?」みたいに思いましたが…。
    でも、考えてみれば、子どもの頃は指は動くのにどうして、うまく表現できないんだろう?と思っていました。指を動くようにするテクニック優先なのか、レベルを落としても表現なのか?どっちがイイのか…。いまだに分かりませんが。ただ、手が小さいのにモーツアルトK331の3楽章「トルコ行進曲」のようなものを弾き続けたりすると、確かに他の部分が脱力が出来ていて弾けていても。オクターブの和音の連続部分になったりすると手に無理がかかったりしてというのはありますね。
    モーツアルトは男性だったから、きっと手が大きかったに違いないと割り切ったら、手が小さいのにオクターブの多い曲などを弾く必要もないんじゃないかと思います。
    どうしても弾きたかったら、編曲しちゃったほうがいいですよね。w

    コメント by しんぴ — 2013年1月8日 9:16 PM
  6. それと「難しすぎる曲は、かえって上達しない」はあるかも知れません。
    私の場合はレッスンでは難しいのを弾いていたけど、楽譜もだんだん難しくなってきて、譜読みだけでも苦戦しました。
    「私にはピアノは向いていない」とか思い始めたら面白くないので、やっぱり、レベルにあった曲を選ぶって当たり前だけど、大事ですよね。

    どの先生も一緒かどうか知りませんが私の塾の先生は飛ばし屋さんで「ソナチネ2」を1曲弾いたから、次は「ソナタ」が1曲でその次が「ブルグミュラー」でその次が「ランゲ」とか。
    なんだか実力も上がっていないうちに「ショパン」を持ってきたり、ついには、楽譜を読むのも苦になってしまいました。^^;
    私ってなんて、リズム音痴なんだろうとか思いながら。^^;

    でも、ある日、レベルを「ギロック」などに下げてみたら、ピアノが楽しくなりました。
    そこから、またちょっとずつ、もとのレベルまで今度はひとつずつ、練習して。
    今はそんなに苦戦していません。w

    コメント by しんぴ — 2013年1月10日 2:42 PM
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