佐渡裕さんと、シエナ・ウインド・オーケストラ
先日、指揮者の佐渡裕さんと、シエナ・ウインド・オーケストラの郡山公演を聴きに行って来ました。
長いツアーの最終日だったそうですが、会場では、チケットを買って有っても長蛇の列で並んで入り、佐渡さんの人気ぶりを改めて知りました。
期待していた通りの熱い指揮で、聴衆を惹き込む、その後ろ姿から、指揮者というのは、本当に、人々を引っ張って行くリーダーシップと、カリスマ性(!?)、熱い心と冷静な判断力の必要な、ヒーローの様な素質が必要なんだなと思いました。
会場には、制服姿の中高学生の吹奏楽部員と見られる方達も多く、アンコールの、スーザのマーチでは、「楽器を持って来ている人」「指揮をやっている人」らが舞台に上がれて、オケの団員さん達と一緒に演奏するシーンで、盛り上がりました。
曲目の書いていない、「音楽のおもちゃ箱」というプログラムの一コマでは、佐渡さんが、少年時代に夢中になり、心から愛したという「サンダーバード」の主題歌や、青年時代にハマったというEL&Pの名作「タルカス」という曲で、情熱的な演奏を繰り広げられ、「マンボNO5」では、会場を巻き込んでのダンスあり、かけ声(「ア〜〜〜〜ウッ!♪」)ありで、湧き上がりました。
トークは、やはり関西弁^^
ダイナミックな指揮を見ながら、直後の音を聴くと、こういう動作からこういう音楽が紡ぎ出されるのかと、興味津々でした。
トランペットの突き抜ける様な音や、ティンパニやパーカッションの、オケを締める爽快なリズムを聴き、たまには、ウインドも良いなあと、真夏のオーケストラを愉しみました。
佐渡さんについては、(TVにもしょっちゅう出ていますし、大変有名ではありますが)こちらの本もおススメです♪故レナード・バーンスタインと小澤征爾さんに師事。
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