コンクール2日目の事と、近況
コンクールの2日目(26日)も、無事、終了しました
コンクールは、会場に入ってから、5時間半位いるので、他の方の通常レッスンもあり、ヘトヘトになっていましたが、中級Aもとてもよく頑張ってくれたので、達成感のあるコンクールとなりました。
本番というのは、発表会にせよ、コンクールにせよ、指導者の意識は、そらせる事が出来ません。
自分が出るのではないにしても、集中して、気をそらさない様にしなくては、生徒さんに良い結果が出せないと、私は思っています。
弾く前の声かけ、弾き終えてからの声かけ、結果が出てからのフォロー…、どれが欠けても、指導者としては心残りになってしまいます。
初夏のピティナでは、出がけのアクシデントから、私の声かけは、充分とは言えなかったので、今回は、がんばっただけ結果が出せて、満足です。
審査委員長からの、参加者全体への講評で、印象に残ったものを箇条書きします。
・バッハインベンション:ニ声それぞれの表情を出すには、音を並べただけではだめ。フレーズがないと。自分で歌ってみる。
最近のお子さんは、ゲームなど、自分で声を出さない遊びが多い。自分の思いを外に出すというツールが減ってきている。お家では、ちゃんとした言葉を喋らせる様に。
・ソナタは、構成や形式を良く理解し、音楽史的な勉強もするように。
・音に対する集中力 お家でのアップライトなどと、本番(会場で)の経験は違う。練習の仕上げに、グランドで、お家の人などに、耳をもって聴いてもらえるように。
・お家の方は、「練習しなさい」ではなく、「良い音楽を聴きなさい」と言葉かけしてあげると宜しい。
など、横浜国立大教授の杉山哲雄先生からのお言葉でした。
私はその後、昨日、猪苗代湖で日焼けしに寝そべって夏らしいリフレッシュをし、今度は、母校の社会人講習(8/2〜4)に向けて、バルカローレの練習をしています。久々に、敬愛する恩師のレッスンを受けます!
高校生の生徒さんが、同じ日程で大学の夏期講習に参加するので、私の母校で生徒さんと会えます。
今日は、練習だけする日。こんな時しか弾けないので、練習がんばります(笑)
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