セミナー後の効果と「ちいさなおんがくかい」楽譜紹介
所で、肝心な先日の轟先生のセミナー後のレッスンが、どう変わったかをお伝えします。
その前に、轟千尋先生からご紹介のあった「ちいさな おんがくかい」の楽譜のご紹介を!作曲は、轟先生によるもので、1巻が「音の名前とリズム」、2巻は「大譜表とリズム」。
左ページに、初心者の出来る簡単なリズムが大きく書かれ、右ページには、お洒落で美しい、イマジネーションを喚起させる素敵な伴奏が付いていて、(子供の弾く音の高さは記載してあるので)すぐに一緒に弾いて楽しめるのです。
私の教室には、小さなお子さんが沢山いるので、購入後すぐに(まず1巻を)試してみました。
始めたばかりの生徒さんでも、楽しんで弾くことが出来ましたし、慣れて来た生徒さんでも、新たな響きの世界に、(譜読みが楽な訳ですから)豊かな色彩に聴き入って、一緒に楽しく合わせました。
曲に合った絵もとても綺麗で、この楽譜は、本当に気に入ってしまいました。
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セミナー後、和音の事などを、「家族の図」を見せながら話すと、低学年でも解ってくれましたし、なにより、大きい子や、大人の生徒さんには、目覚ましく耳を開くきっかけとなった様です。
轟先生が、和音の響きを聴き入り探していらっしゃる時の「表情」には、特筆すべきものがありましたが、その様子を生徒さんに話すと、かなり関心を持ってくれて、ハーモニーの響きの違いを、感じ取ろうと耳を澄ます様な場面がみられました。
特に、バッハのインベンション10番のレッスンをしている時、ト長調の分散和音の変化、持続するトリルの中での和音の動きの変化などに、色彩やトーンの変化を感じ取ってくれた手応えがありました。
今週前半の生徒さん達にも、伝えて行きたいです。
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