転校した生徒さんとの再会
先日、とても嬉しいことがありました!
4月に転校なさった生徒さん姉妹のお母様から、携帯が鳴りました。
懐かしいお声を聞きながら、その後のお話を伺いました。
お父様は郡山にいらっしゃり、学校では、関西弁(京都)もなかなか馴染めるものでなく、避難したといえども、必ずしも良いばかりではないという心境が、手に取るように伝わって来て、会話しながら、一緒に涙(を堪えはしましたが)したり、一緒に笑ったりすることしかできませんでした。
ピアノも、なかなか色々合う先生を探すのが難しく、私にご相談下さったので、早速、思い当たる素敵な先生をご紹介させて頂きました!
翌日(お盆前に)、そちらの先生とお母様が、電話でお話する事が出来ました。夏休みの終わりの頃、お目通りも叶うことに大変喜んでいらっしゃいました。
ちょうど、京都滞在中に私が練習に使っている貸しスタジオが、もと生徒さんの家からほんとに目と鼻の先(100m位!)で、そこに、会いに来て下さいました
3月から会っていないので、変わっちゃったかな♪覚えていてくれるかななんて、ドキドキと階段で待っていると、全然変わらない笑顔が‼
どんなに嬉しかったか、こうして数日前の事を思い出すだけで、込み上げてくるものがあります!
「ああ、大丈夫!笑顔だ!」姉妹の表情をみて、大変安心しました。
折角のスタジオだし、楽譜を持って来てもらったので、新しい先生の所へ今度持って行く曲を選んであげながら、ミニミニレッスンをしました♪
私が、このお嬢さん達を教えるのは、きっと今この瞬間が最後だろう…と思いながら、久しくピアノのレッスンを受けられなかった二人に、励まし勇気づけて、今後、京都でピアノを続けていってほしいと願いを込めました。
お母様が、私にお電話下さる経緯には、元気を落としていたお嬢さんに、何をやりたい(習いたい)?と尋ねた際、「ピアノ」と言ったのだそうです。
ピアノを通して音楽が、この震災でも、大きな心の拠り所になったとも、お母様からお聞きし、改めて、こうして人と人を繋ぐ音楽というものの、懐の大きさを実感しました。
その後、お母様とお話は盛り上がり、郡山を懐かしく思い出され、通っていた小学校やお友達の事、ご近所のパン屋さんの名前が飛び出したり、発表会での事、残っていらっしゃるご主人様のこと…話している間、二人の姉妹は、目を合わせるとニコッ、おりこうに待っていてくれました♪
新しい先生の元、新しいお仲間達と一緒に、ピアノの魅力や楽しさを益々知りながら、学校でもプライベートでも、今度お会いする時は、コテコテの関西弁になっている位に(笑)、土地に馴染んで行って下さいね!
このお盆休みは、ご家族全員揃われて、ご実家のある京都で賑やかで幸せなお休みを満喫されて下さいね♪
(ご了承を得て、掲載させて頂きました)
[…] クリスマスイブに、お世話になっております京都のS先生が、転校した生徒さん姉妹の近況を、DVDで送って下さいました! 開けてびっくり。夏に京都でお会いして、その後、S先生のも […]