発表会で憧れの存在は必要か

発表会…って、まだ始めたての生徒さんたちは、少し上の学年のお姉さん(お兄さん)や、もっとずっと上の、上手な演奏を聴いて、「わあ、すごいnotes.gif」「いつか、あの曲弾きたいなheart02.gif」という思いをためていくものだと思っていました。

昨今では、学年が上になれば成る程、部活疲れ、塾疲れなどで、必ずしも、この階段状の図式は成り立たない場合もみられます。

勿論、学年が上になっても、自負心すら持って、これまでの経験を演奏に活かしているガッツのある方々もみられます。

以前ですが、自分が辞めた後の、発表会の「トリ」の心配をしてicon_wink.gif、「私が辞めちゃったら、次は多分○○ちゃんが、トリ。。大丈夫かなあ」とつぶやいていった高校生がいますicon_razz.gif

会の中での自分の役割を俯瞰してみれるのは、高校生ならではかもしれませんが、小学校高学年以上でも充分、誰ちゃんが何を弾く、自分より上手い…とか、客観視したり自分自身で比較したりする力はありますよね。ちょっとした刺激や競争心なら、大いにピアノの場にも発揮してほしいと感じるこの頃です。

今は、ピアノを習っている方たちも、他にも色々していて、他にも沢山の、目立つ(際立つ)場があるというのは、前述の原因のひとつだと思います。

それでも、少しでも演奏することが好きな気持ちがあったなら、やはり、今年も私は頑張ったsign01.gifという演奏が聴きたいですwink.gif弾いていても聴くほうも気持ち良いという感覚、自分も参加しているんだという意識punch.gifそして、お姉さん(お兄さん)達が、幼かった頃、誰かのピアノを聴いてドキドキした気持ちをshine.gif、後に続く幼い子どもたちにも、味わわせてあげて欲しいと思いますねpresent.gifheart02.gif

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村

Filed under: ピアノ教育,レッスンでの出来事 — 12:04 AM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA