ツィメルマンのリサイタル

IMG_0530
昨夜は、サントリーホールに、クリスチャン・ツィメルマンを聴きに行って来ました。

シューベルトが亡くなる3ケ月前に作曲した、3つの偉大なソナタの内、2曲。
イ長調のD959と変ロ長調D960でした。

2曲とも超越的ながら、対照的とも言えるこの作品。

イ長調は、最後の生命の力を振り絞り、勇気を持って死に立ち向かうかのような力強さがあります。
2楽章では、一転、孤独なさすらい人の嘆きと叫びがあります。

変ロ長調のソナタは、深い情緒をたたえ、心を奪われる旋律の美しさは、一度耳にしたら忘れられぬ、最高傑作です。

この1楽章は、シューベルトが日記に残した、「愛を歌うと苦しみになり、苦しみを歌うと愛に変わる」ということば、そのもののように思います。

どちらも「天国的に長い」です。

ある評論家の説ですが、シューベルトの器楽曲がどこまでも長いのは、シューベルトにとっては、歌が・音楽が「終わらないこと」が大事なのであり、短命の運命に抗って、いつまでも続くことを願っていると読んだことがあります。

IMG_0537

ツィメルマンの、変ロ長調ソナタの演奏は、非常に、巧みに練れており、どこまでも自然に表現され、叙情的な歌い方は、まさに本領発揮といった感がありました。

殆どの聴衆は、この曲の演奏がお目当てだったはず!

玉虫色に微妙なあやを魅せ移り変わる転調は、どこまでも美しく、シューベルトの魂が乗り移ったかのようで、音楽にぴったり付いていくように、ハートを奪われ聴いていました。

ステージ横の、ピアノの音が立ち昇る席から、背中からの動きや、手の動きが良く観えました。

アンコールでは、シマノフスキの前奏曲を一曲。
良かった…この長大なソナタの後、即興曲や楽興の時などが来たら、せっかくの興が・・・

最後に、シューベルト自身の言葉を。
「音楽とは、みんな悲しいものだ。
楽しい音楽なんてあるだろうか。」

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村

甲府に戻って来てみたら…

IMG_0487

甲府にやっと戻って来ました

お家が散らかっているのかな…と心配しつつ戻ってくると、年末の大掃除のまま!?キレイでしたほっ。

そしてやっと、たくさん戴いたお年賀状を見ることができました

勿論、ひと足先に戻っていた主人から、読み上げてもらったり、チェックしてもらっていたので知っていましたが、実際に目にするとやっぱり嬉しい〜

とくに、あちらこちらにお住まいの教え子さん達からの年賀状は、一年一年成長され、ご活躍の様子が見れる機会なので、顔をほころばせながら嬉しく拝見しています

〜☆〜☆

白河だるまの張り子のお猿さんを買いました♪

郡山での初詣では、行列の中、友達の家族にばったり会って、おみくじの話したり、つかのまですが楽しかったです。

2009年半ばから始めた当ブログ。
この記事で、1000投稿目となりました!!

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村

日々のこと — 11:18 PM  Comments (0)

新年、明けましておめでとうございます!

image-e1452174758295-300x300_2
新年、明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新しい年が、皆様にとりまして、明るく希望に満ちた年でありますよう、お祈り申し上げます。

私の2016年のテーマは「尊」。
人を尊び、自分を尊び、尊厳の尊です。

2011年「真」12年「信」13年「楽」14年「術」15年「探」、今年は「尊」。
並べたてると、あたかも戒名のようですが(笑)、その年の願いを込めて決めています。

ピアノ教室では、生徒さんを第一に、それぞれがより良くなってなって頂けるよう、全力を尽くしたいと思います。
子どもさん達においては、心の教育を念頭に置き、能力を最大限に引き出せるようなピアノレッスンを展開したいと思います。
また、大人の生徒さん向けに新たにご提供できるものを、年内に始動させる予定です。

個人的な抱負としては、経済力の復活、独立自尊の気概を持って、出来るだけ人に振り回されず、人間性の回復を求め、意欲的に励んで参ります。

昨年、約一年かけて準備したことを実現させます。

新年は、3日の郡山レッスンでのコンクールの選曲からスタートしました。
週後半には甲府レッスンもスタートします。

今年も、たくさんの佳き出逢いがありますよう、
皆様のお役に立てますことを願います。
どうぞ宜しくお願い致します!!

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村