新緑の中で、写心を撮っていただきました。

新緑の丸の内で、人柄写心家TSUGUさんに「写心」を撮っていただきました!
5月から始まった100人撮影「Starting over」です。

(本来はこの写心、足まであって、構図も素敵)

「写真」じゃなくて、「写心」。

今の私の心を映し出す・・・。

TSUGUさんと会話しながら、撮影するのですが、

撮ったあとの私の変化がものすごい!!!!

普段の仕事の話とか、最近の心境とか、

話す中で、どんどん肩の力が抜けていきました。

出来上がった数100枚の写心には、

「私って、喋っている時、こういう表情の癖があるんだ」とか、

見たことのない自分が写っていて、最初は受け入れるのにとまどいました

でも、その1時間での会話から、 TSUGUさんのアドバイス通りに過ごしてみると、

翌日からレッスンに変化が現れました。

「先生、今日楽しかった!!」と、ものすごい笑顔で、

みんなが口々に言って、帰るのです。

レッスンで、生徒さんとどんな風に繋がっていきたいのか、自分自身どうしたいのか、さらに見えて来ました

ビフォーアフターのbeforeでいい。

気持ちの上での分岐点となるすごい体験でした!!!

ペルルピアノ教室HP

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生徒さんの新作♪

「やさしいピアノのせんせい」になる夢を持つ、年長さんの絵です

グランドピアノの蓋のくぼみ、向きも合っているのも感心ですが、

目には見えない「音」を描いたのも、秀逸です

ピアノの周りにただよう、たくさんのカラフルな八分音符。よく観ると、足が四分音符に!

音は、言葉よりも雄弁。むしろ言葉では表現できないものまで表すことができますね。

このお子さんが、どうしてピアノの先生になりたいと思ってくれたのかは、わかりませんが、みんなそれぞれ、時間をかけて、自分の持つ才能を最大限に磨きをかけ、自分を表現していってほしいです。

私は、この女の子を、母校の新校舎に連れていって、お母さまとご一緒に、学食のスエヒロのレストランで「レッスンどうだった?」なんて話すのも、夢のひとつになってきましたよ

ペルルピアノ教室HP

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タイルは胸をときめかす♪

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タイルに胸をときめかせております

ここは、ちょっとした手洗いスペースです

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シゲルカワイを試弾して

22日の祝日に、ピティナの「バッハづくし」という一日掛かりの勉強会があり、その足で、カワイ表参道で「シゲルカワイ」を試弾して来ました。

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大学時代の友人グリュック先生と連れ立ち、交代でピアノの音色を確かめました。
「SK-5」が素敵でした。
例えていうなら、シャンパンのごとく軽やかな華やかさと、エレガントな女性的な音色がします。音が艶やかでとても響きます。

ピアニストのブーニンは、シゲルカワイSK-5を自宅に置いているそうです。

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2代目社長の名入りの、ピアノ側面のロゴの美しさ。。ため息が漏れます。

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時間をかけた手づくりの工程、ピアノ作りの思想を、カワイ横浜の方々に伺いました。
営業の方々の熱心さ、率直さは心動かされ、頭が下がります。
カワイ甲府店でも試弾させて頂いています。

ピアノって、メーカーによって音の思想が異なり、また一台一台、音が生きているようにそれぞれ違います。
素晴らしいピアノに触れて、上質な時間でした!

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若冲の図録が届いて

先日、若冲展の図録が届きました!
IMG_6757(表紙)
ずっしり重くて、見応え充分お値段以上の価値がありそうです。
結局、展覧会には行かれず仕舞いでしたが
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主人が珍しく、飛びついて頁をめくっているので、なんだか嬉しいです

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アート, — 9:37 AM  Comments (0)

若冲展に行きたいけれど…

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東京都美術館で開催中の、若冲展がすごい話題となっていますが、連日210分待ちとか、180分待ちとかをみると、さすがに二の足を踏んでいます

仕方がないので、伊藤若冲についての本を読んだり、図録を注文したり、悶々としています

高級な顔料をふんだんに使った、なんと色彩鮮やかな日本画でしょう

本を読んでいると、壮絶な画を描く人の心の背景には、やはり壮絶なものがあったと思い知らされます。

約1ヶ月という短い会期中、実際には足を運べないだろうけれど、奇矯さや、目を奪われる構図と配色に、この江戸時代の天才絵師の作品の数々を画像その他で夢中になって眺めています。

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アート, — 11:10 PM  Comments (0)

「さをり」の楽譜カバー♪

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1月の半ばに、甲斐双葉のラザウォークで、さをりや、さき織りなどの展示会「織りのなかま展」があり行って来ました。
障がい者施設・支援学校等で取り組んでいる作品が、色鮮やかに集まっておりました。

私は、秋に介護を学んだお仲間からお聞きして駆けつけました。

子どもさんの織られたものを、お母様がバッグやお財布などに加工して創ったそうです。

どれにしようかな♪と観てまわり、クリアケースカバーを購入しました

楽譜のカバーにも出来そう

の雰囲気もあり、ぬくもりが伝わって来ます。

五感を使い、感性に働きかける、こういった作業は、幼児のピアノ指導とも通じるものがありますが、とても心が健やかになる効果があると思います。

しかも手先を使うのは良いですしね。

ところで、私は小学生の頃、おもちゃみたいな織り機で、色々織って遊んだことを思い出しました

こちらは、その時の作品(!?)懐かしいなあ・・・
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色彩の組み合わせを考えるのが楽しかったのを覚えています。

ところで、この冬、自分の手編みの靴下を編んでいたのですが、片足で頓挫してしまいました。

大人になると、優先順位がよそにいってしまい、だめですね。。

暖かくなる前に編み上げたいと思います♪

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没後70年 三木宗策の世界展

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郡山滞在中、郡山市立美術館で12月23日まで開催されている、木彫家・三木宗策氏の展覧会に行って来ました。
神社仏閣に祀られた尊像などが一同に会していました。

「力強さと優しさを併せ持つ」といわれる作風は、仏像から表出される精神的迫力だけでなく、親しみをも感じさせ、織姫と彦星のようなロマンティックな作品では、流れるようなたおやかさで別れの情緒をたたえていました。

高村光雲門下の山本瑞雲氏に師事するため、16歳で郡山から上京。
木彫の修行は非常に厳しく、先生宅に住み込んで他の弟子と一緒に生活し家事雑務をこなしながら、師匠の仕事ぶりを見憶えていくやり方でした。
道具や材料の扱いに慣れる事から始め、いろいろの紋様を平面の板に彫る「割り物」の稽古から、今度は大黒様、恵比寿様というように稽古し、模刻を繰り返して覚えたそうです。(三木多門氏著「三木宗策の木彫」より)

展示室を歩き進むに従って、驚いたのは、こちら「西王母」という作品です。
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ずっとずっと、実家の居間に有った、この「西王母」
4年ぶりの再会に度肝を抜かれました

三木宗策氏は、祖父の姉の御夫君。
この仏像は、曾祖母へ長寿を祈念して贈られた作品です。
中国で、蟠桃は不老長寿を表します。
今でいう、アンチエイジングでしょうか!!?

今では叔父の手元にあるこの作品。震災後、鮮やかな彩色に修復されて、まさかこのような形で再会するとは思わなかったけれど、ちょっと寂しい気持ちで、美術館を後にしました。
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幼い頃、田端の三木家を訪れた際、三木のおじさんはとうに他界していましたが、残されたアトリエから漂う、粛々とした精神的な雰囲気を嗅ぎ取ったものです。

彫像ってすごい!!描くもの(主に仏様)の境地まで、自分が昇っていかなければ、描ききれるものではない…と思った、展覧会でした。

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芸術の秋の到来

このところ、随分気温が下がりました。
衣替えや、今日などはコタツの準備までしてしまったほどです

秋は、気持ちが落ち着いて、読書や演奏会を聴きに行きたい気分に、自然となりますね

昨日は、ピアニスト藤井一興さんのリサイタルを聴きに、浜離宮朝日ホールへ行って来ました。
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「波をわたるジャポニズム」というタイトルが付けられ、氏ご自身がガレに源泉を得た作品や、ドビュッシーの中にあるジャポニズムが響きわたり、ラヴェルの「鏡」なども演奏され、芸術に浸る一夜となりました。
ジャポニズムを感じながらも、プログラム前半のラヴェルの作品からは、むせ返るようなフランスの香りも漂ってきました

左側バルコニー席からだったので、巧妙なペダルさばきが観えました。
見事なペダリングに注視してしまう中で、私は、ふと、恩師の美しい演奏姿といつ踏んでいるのかもよくわからないほどのペダルの妙技が思い出され、だぶって観えてしまうというのか、脳の中では常に未解決な問題を考え続けているものなのだなと思いました。

秋から冬にかけて、色々行きたい演奏会があります。
その時間は、芸術にどっぷり浸る面と、やはりどこかで演奏上のヒントを得たいと思ってしまう気持ちがあります。
素晴らしい演奏というのは、普段は意識していない心の深部に語りかけてくれる、大きな力を持っていて、過ぎ去りし時代の文化を追想したり、感情・感覚が共鳴を受けて、感動が呼び起こされるのかなと思いました。

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世界で一着のカーディガン!

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Pridia(プリディア)のデザイナー、浦野雅世さんにオーダーしていたカーディガンが、今日手元に届いて、一日中ハッピーな気分に包まれました

京都女子大学教授の深見友紀子先生(結婚式にもいらして下さったんですよ!)の、素敵なカーディガンを以前から羨ましがっていたところ、池田さんもどうですかとお誘い頂いて、浦野さんをご紹介下さり、この2週間、あれこれ打ち合わせながら、ワクワクとした時間を過ごしました

チェコやドイツのガラス細工やアンティーク釦がちりばめられていて、まるで宝石みたい!芸術品です。1940年代の釦もあります。

一つ一つ丁寧に作られた釦に、時を忘れてしまう程、見入ってしまいます。上のグレーのものの中央の釦は、スワン柄で涼し気です。

着回しを考えたりするのも楽しいけれど、まるで赤ちゃんを上から覗き込むようにして、釦の美しさや配置のセンスに惹き込まれてしまいました。

こうした、着る人を幸せにするお仕事って、本当に尊敬します。

箱を開けたら、ペパーミントグリーンの薄紙に包まれて、その上にふわっと、レースの便箋で浦野さんからお手紙が入っていて、すごく嬉しかったです。

電車に乗る時間が長い私。カーディガンは必需品なのです。
宝物にします

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