12月26日、自分の教室の発表会の2日後、大阪・箕面へ二本柳奈津子先生の発表会を聴きに行って参りました。
ご指導歴30周年の記念コンサートで、プロのオーケストラとコンチェルトを競演なさる、素晴らしい趣向でした!
どの生徒さんも、一番に感じたことは、精神力がとても強く、特に中学生から上の方々が、ぶれのない集中力のある確かな演奏をされていたことです。
ピアノコンチェルトも、ラフマニノフ、グリーグ、メンデルスゾーンの大曲や、ベートーヴェン、モーツァルト、幼稚園生の可愛いコンチェルトまで、「オケとの融合」が成された、完成度の高い演奏が繰り広げられていました。
大トリで、ラフマニノフ2番を全楽章弾かれた小塩真愛さんは、また別格のプロの演奏でした!でも、皆さん、スターのように本当に上手かったです。
二本柳先生は、幼児の生徒さんには、自らドレス姿で足台などの面倒をみられていらっしゃいましたが、途中からは客席で、大きくなった生徒さん達の素晴らしい演奏を涙ながらに見守っていらした姿が印象的でした。
最後のご挨拶で、「決して、生徒たちを甘やかしては来なかった。この子たちは、どこへ行ってもどんな職業に就いてもやっていけます!」と、生徒さん達の強さを信頼し、そういう生徒さんたちに育てた二本柳先生の圧倒的なお力を感じました。
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昨年夏に、郡山で二本柳先生にお目にかかったときに、30周年の発表会にはオーケストラとコンチェルトをされるとお聞きして、ぜひ伺いたいと思っていたのが叶いました。
その時、自分の発表会の悩み、会場が広いことなどお話しさせて頂いたところ、「もし、客席が余っても、気にしないで、いつか客席を満席にしてみせます!と挨拶で話したら(^^)」といった事をアドバイスしてくださいました。
結果、客席はガラガラになどならず、お客様もたくさんご来場くださって、温かな発表会が開けました!
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翌日27日は、雪の京都へ。
震災のときにお世話になった、旅館の社長さんに会いに行きました。
お礼参りのような、一泊二日の旅でしたが、郡山での発表会から一転し、関西の空気を吸い、リフレッシュしました。
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