2016年7月11日
モーツァルトは安らぎ
若いころ、作曲家が円熟の極みに達した、「後期」の作品に惹かれていました。
でも今は、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのソナタにおいて、「初期」の作品を弾きたい気持ちになります。
出発点となる初期から順に辿って、年代を追って彼らに起こった出来事、成熟の過程を想像しながら、弾いていくのも、なんだか楽しいものです。
モーツァルトの曲は、心が安らぎます
手にも負担がかからないですし
2年前に、手を痛めた時から、今ではすっかり治っていますが、手を労るようになりました。
長く弾き続けたいですから手に聞きながら、練習をします。
作曲の中に、「安らぎ」を見いだしたのは、フォーレがそうですね。
作曲をしているときが、本当の自分に戻る時間だったようです。
曲のなかにこそ、自身の真実があったのでしょう。
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