2009年10月19日
四つのアヴェ・マリア
「アヴェ・マリア」は、色々な作曲者のものがありますね
カッチーニ、グノー、シューベルト、マスカーニ。。。(もっともっと沢〜山の作曲家がアヴェ・マリアを書いています。)
皆さんは、どの作曲家のものがお好きでしょうか
カッチーニは、清澄な雰囲気が致しますし、グノー/バッハのは、バッハの平均率弟1番のプレリュードが伴奏になっており、厳かな中にも親しみやすいです。
どれも折々に弾く機会がありますが、シューベルトのアヴェ・マリアが、私は特に好きです。
なぜなら、色あいを変えて移ろいゆく3度のアルペジオのなんとも温かみのある和声感、そして、マリア様が見えるかのような慈愛に満ちあふれたメロディ!温かさに包まれます。
マスカーニのものは、あの美しいカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲に、後から歌詞を付けたものなのだと、最近知りました!(曲としては、これも凄く好きです)
「ゴッドファーザー」は、何度観ても熱くなる大好きな映画ですが、そのパート3で、マイケル・コルレオーネの娘役(ソフィア・コッポラ)が、シチリアのオペラ座で撃たれるシーンに流れているあの曲!!素晴らしく美しい、儚いメロディー。マイケルの号泣シーンと家族愛と共に、胸を打ちます。
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