コンクールとのスタンス

ピティナや、他のコンクールの課題曲に取り組む生徒さんたち。

昨年の今時期は、ちょうど発表会だったので、そうした余裕もなかったけれど、今年は、「出る人も、出ない人も」課題曲から学んでみようという理由で渡しています😃

その中で、ピンとくる演奏になってくれば(成長が見込めれば)、参加して見るも良し、曲だけやるのも良し、です。

コンクールは模擬試験のようなもの

、という考え方もあります。

充実した演奏に向かって学び、それによって向上した演奏能力を測る、今の自分の理解度を測るという意義があります。

先日、ピティナの無料配信をご覧になったお母様たちが、「1曲に対し、あんなに細かく注意点があるのですね‼️」と一様に驚かれていました‼️

そうなんです。

演奏とは、曲の構成、ハーモニーの理解、響きのこと、各時代のスタイルの把握など、多くのことを理解し咀嚼し、

わずか2分の曲であっても、細心の注意をもって、曲を味わい弾き進めていくものです。

それらのご褒美として、トロフィーなり、結果がついてくる。

がんばった結果、数ヶ月過ぎたら、驚くほど上手くなっていたという嬉しい結果も起こります。

まさに、「自分史上、最高に上手くなる

ことが、コンクールなり、発表会なりの目標を乗り越える事で起きるわけです。

2025年度からの安積高校中高一貫化に向けての知力も、育まれていくのではないかしら。

でも、これらは、やはり参加する本人(生徒さん)が受け身ではなく、出されているのでもなく、お母さんを喜ばせるためではなく、

曲をわかろう‼️好きになろう‼️だんだんわかってきて楽しい💓、

との自分事としての「関心」が、最終的に最も必要に思います。

曲への関心を通り越して、結果への関心が上回ることのないよう、いつも祈ります。

どうぞ良い数ヶ月にしてください❣️✨✨